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◇第60回全日本大学選手権大会近畿予選会◇対大国大◇5月5日◇園田学園大学

関 大 220 000 2=6
大国大 000 000 0=0

1(中)村上
2(遊)勝目
3(三)荒木
4(捕)大塚
5(投)新屋
6(一)玉岡
7(右)中野
8(DP)井上
9(二)上田
FP(左)髙川

春季リーグ戦を1部6位で終えた関大。全日本大学選手権大会(インカレ)の出場権をつかむべく、春季リーグから打順を大きく変え、大国大との一戦に挑んだ。初回2死から好機を作り、先制点を奪う。後ろにつなぐ関大らしいプレーが見られ、その後も得点を量産。チーム一丸となり、インカレ出場の切符をつかみ取った。

IMG_0667-200x133 【ソフトボール女子】インカレ出場を決めた!
△円陣を組む

1回表、関大の攻撃から始まった試合は4球で2死を取られる。それでも荒木咲音(人2)が右前安打を放ち、出塁。今試合4番に座る大塚弥香(やこ=文4)が中前適時二塁打を放ち、先制点をつかみ取る。その後は相手の失策が絡み、さらに1点を追加。相手投手の立ち上がりを攻め、スコアボードに2を刻む。その裏、新屋ひなた(人4)がマウンドへ。2番打者に三塁打を打たれピンチを招くも、後続を打ち取り無失点に抑える。

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△𠮷田梨乃(人4)

2回は中野海咲(人3)が初球を捉え、出塁。続く井上小羽(文2)が犠打、上田陽花莉(文3)が進塁打を決め、2死三塁の好機を演出する。打順は1番に返り、村上心優(文1)が打席へ。勝負強いバッティングで適時二塁打を放ち、追加点を挙げる。続く勝目結月主将(人4)は気迫のヘッドスライディングで内野安打。さらに盗塁を試み、その間に相手の失策が絡む。三塁走者が生還し、4点目をつかんだ。勢いそのままに、裏の守備では三者凡退に斬る。

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△上田

3回は両者好機を作れず、無得点。4回は2死から上田の二塁打と失策で三塁に走者を置く。しかしあと1本が出ず、得点にはつながらなかった。その裏は荒木の好守備もあり、三者で抑える。5、6回は両者走者を出すも、本塁が遠かった。

インカレ出場決定まであと1イニング。さらに差を広げたい関大は、この回先頭の上田が中前安打、村上が内野安打で塁に出る。勝目主将が確実に犠打を決め、1死二、三塁の好機に。続く荒木が中前適時二塁打で2点を刻んだ。迎えた最終回の守り。先頭を中飛で打ち取り、後続を三振で抑え試合終了。新屋は8奪三振の好投で完封勝利を収めた。

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△新屋

試合後には「最終目標である『インカレ初戦突破』の土台にまずは立てて良かった」と話した新屋。春季リーグは思うような結果とはならなかったが、インカレ出場を決めた関大の選手からは安堵(あんど)の声が聞かれた。約3カ月後に控えるインカレに向け、鍛錬を積む。【文/写真:井藤佳奈】

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