◇第49回総合関関戦前哨戦◇対関学大◇関西大学千里山キャンパス新凱風館
[F級]◯塚田 判定
[B級]●細野 判定
[B級]◯中川 1R RSC
[L級]●濱田 1R RSC
[L級]●不戦敗
[L級]●沖田 W.O.
[W級]●木村 3R RSC
[LW級]◯𠮷田 判定
[M級]◯山田幸 判定
●関大4-5関学大
両校のプライドをぶつけ合う総合関関戦が行われた。同時に、関大ボクシング部の26年シーズンが開幕。試合は1部上位を争う強敵相手に惜しくも敗れたものの、ルーキー・中川浬(人1)が鮮烈デビューを飾った。

始めにリングに上ったのは塚田大凱(社2)。1ラウンド(R)前半はコンビネーションで攻め込み、左フックで顔を捉える場面も。2Rも序盤は右ストレートで捉えるが、「2Rはしんどかった」と、中盤以降は攻め込まれる。だが、その後はしっかりと切り替えた。3R開始直後から攻め込み、相手の足元がふらつく。2分35秒にもコンビネーションから右ストレートを浴びせ、有効打を奪った塚田。判定勝ちを奪い、勝利を持ち帰った。

続いて細野翔太(化生3)が登場。1R1分に左フックで攻めこみダウンを奪ったが、その後は相手の右ストレートに苦しむ。「距離感に苦しみ、頭が下がってしまった」と細野。頭の位置が下がり、2度の注意を受けた。その後も相手の勢いのあるコンビネーションを受け、有効打を奪われる。3Rを戦い抜くも、判定負けを喫した。
続いて注目の中川が登場。インハイ3位の実績を残した新入生がリングに立った。「初めはかなり緊張していた」と振り返ったが、開始直後から圧倒的なコンビネーションで攻め込む。開始40秒でダウンを奪うと、その後もコンビネーションでリングネット側に攻め込み、2度目のダウンを奪取。レフェリーの手が交わり、大きくガッツポーズを見せた。

続いて濱田拓己(文2)がリングに。開始直後からフックを連続で浴び、1分にもコンビネーションから左フックを顔面に喰らいダウン。なんとか立ち上がるも、再び攻め込まれ、ダウンしてしまう。悔しいRSC負けを喫した。
続いての試合には関大からの出場選手はおらず。また沖田義貫(人2)は棄権し、この時点で、関大は1つも負けが許されない状況となった。
この状況の中、木村太壱(法2)がリングに。1Rはペースを握る。56秒にコンビネーションから右ストレートを浴びせると、その後も左フックを使い攻め込んだ。しかし、2R以降は相手に押される。ブロックを作り反撃をうかがうものの、相手の右ストレートに圧倒されダウンを献上。なんとか2Rを戦い抜いたが、3R50秒にストレート2発を浴び、2度目のダウンを奪われる。直後にも強烈なストレートで捉えられ、RSC負けを喫した。
関関戦敗戦が決まった中、𠮷田望人主将(みんと=人4)が登場。離脱から復帰し、およそ1年ぶりの試合に。「焦らず探り探りだった」と、1Rはやや相手がペースを握る。しかし2R以降は、持ち味の強烈なフックでボディを突いた。3Rにはダウンを奪った𠮷田。しかし、「仕留めきれなかったので、そこはリーグ戦に向けて修正していきたい」と今後の課題を口にした。

最後にリングに立ったのは山田幸多(人3)。1Rはジャブを打ちながらやや守りの展開に入ったものの、52秒に強烈な右ストレートでボディを捉える。その後はこう着した展開が続くも、2R1分50秒に左フックを織り交ぜたコンビネーションで顔面を捉えた。その後も同様のコンビネーションで攻め続けた山田幸。3Rでダウンを奪うことはできなかったが、安定した試合運びで判定勝ちをつかみとった。


勝利をつかむことはできなかったが、関学大相手に善戦した関大。およそ1カ月に開幕する1部リーグ残留へ、さらなるレベルアップを目指す。【文:上田峻輔/写真:上田峻輔、春田史帆】
▼𠮷田主将
「(1Rは探っていたが、どんな展開を考えていたか)ちょうど1年ぶりだったので感覚も違っていた。プレッシャーもすごくあったので、焦らずという感じで探り探りで。ここで仕留めようとは別に思ってはなかったですね。(2R以降の狙いは)ポイントだけ取って当てて当ててで2、3R後半にかけて、行けるなというシーンは何回もあった。仕留めきれなかったので、そこはリーグ戦に向けて修正していきたいなと思った(リーグ戦への意気込み)修正していい試合をして、最後のリーグ戦を締めくくれるように頑張りたいと思います」
▼中川
「(大学デビュー戦を白星で飾った)めちゃめちゃ緊張した。高校時代と変わりヘッドギアもなくなって、どんな感じの景色になるんだろうと思った。結構怖かったけれど、いざリングに上がったら結構吹っ切れた。楽しいなと思えたので良かった。(応援の声が響いたが)集中し切っていたので、周りの声はあまり聞こえなかった。結構いい状態だったと思う。(89秒で決め切った)1発を貰わない展開が理想だったが、1発だけもらってしまった。爪の甘さを修正してリーグ戦に挑みたい。(自身の強みは)軽量級の中だとスピードはかなり自信がある。ここで相手と差を離していきたい。(これからの目標は)リーグももちろんだが、全日本選手権に出場したい。まずは夏ごろの予選を勝ちたい」
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