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◇ 第72回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2025 ◇3回戦◇対明海大◇12月4日◇エスフォルタアリーナ八王子

[第1セット]関大22-25明海大
[第2セット]関大25-20明海大
[第3セット]関大25-22明海大
[第4セット]関大23-25明海大
[第5セット]関大13-15明海大
[試合終了]●関大2-3明海大

インカレ3日目の相手は、昨年初戦で敗れた明海大。昨年度より力をつけた両者が、ベスト8をかけて激戦を演じた。第1セットを落としたものの、第2、3セットを連取し、勝利に先に王手をかける。しかし、その後セットを連取され、惜しくもフルセットの戦いを制すことができなかった。

第1セットは5点目まで両者サイドアウトが続く。そこから関大が3連続得点で1歩前へ。花岡明里(商1)のサーブで乱し、森崎美春(情2)がセンター攻撃を止めるなど、序盤から関大がやりたいバレーを繰り広げた。高いブロックに対してブロックアウトを取り、関西のチームには少ないジャンプサーブも返球。強豪相手に食らいくも、中盤から点差が広がる。相手にブレイクを許し、関大がサイドアウトを奪えないまま16-24に。しかし、そこで古和田ひらり(文3)がリリーフサーバーとしてコートイン。鋭いサーブで相手を崩し、後山七星(ななせ=政策2)が連続でスパイクを決め続ける。古和田のライン上のサービスエースも決まり、脅威の7連続得点で追い上げた。しかし、相手が先に25点目に到達。第1セットを奪われた。

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△得点後、喜ぶ

第1セットの勢いのまま始まった第2セット。花岡がブロックの間を打ち抜いたり、上手く手に当てて落としたりと巧みに得点する。土屋美咲(情3)はブロックの裏をかいたフェイントを決め、相手を翻弄(ほんろう)。序盤こそリードを許したものの、中盤花岡の1人時間差で逆転に成功する。その後も高いブロックを利用した攻撃などスパイカー陣が多彩に得点を重ね、点差を保ったまま第2セットを獲得した。

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△花岡

第3セットの先制点は相手に。しかし、鮫嶋優香(政策3)のサーブから早くも関大リードに変わる。サーブで乱し、後山や花岡がダイレクトを決めた。その後は点数の奪い合いになるも、相手のサーブミスが続き、依然点差は縮まらない。また、花岡のライトからの攻撃でラリーを取り切り、関大はさらに波に乗る。中盤追いつかれる場面もあったが、20点以降花岡と土屋が躍動。第3セットを奪い、勝利まであと1セットとした。

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△田中結姫(ゆいき=人3)

勝負の第4セットの先制点を取ったのは後山。このセットも、序盤から一進一退の攻防を繰り広げる。相手の力強く鋭いスパイクをレシーブで上げてスパイカーに打たせ、ブロックにかかってもリバウンドで攻撃を持ち直すという関大の強みが光った。しかし、11-11となったところから相手に連続得点を許し2点差に。森崎のダイレクトスパイク、土屋のブロックなどで一時は1点差にまで詰め寄るも、すぐさま得点を返される。それでも粘り強くボールを追い、花岡のブロックで23-23まで追いついた。しかし、相手は関東2位の実力者。ここで負けてはいられないと意地を見せられ、2連続得点を奪われる。第4セットを落とし、勝負はフルセットの戦いに持ち込まれた。

IMG_9914-200x133 【バレーボール女子】強豪を追い詰めるも、インカレはベスト16で終幕
△伊関主将

わずか15点で勝負が決まる第5セット。序盤から後山が奮闘するも、相手のブレイクで3点差を追いかける。相手のコートに突き刺すようなスパイクを取り切ることができず、点差は一時5点にまで広がった。しかし、ここから関大の逆襲が始まる。土屋山本向日葵(ひまり=政策3)や土屋のブロックアウト、相手のミスで4連続得点。一挙1点差まで点差を縮める。10点台に乗っても、土屋や後山が相手レシーブを弾く力強いスパイクで得点。それでもあと1点が遠く、15点目は相手に。第5セットを取り切ることができず、敗北を喫した。

IMG_9764-200x133 【バレーボール女子】強豪を追い詰めるも、インカレはベスト16で終幕
△後山

あと1歩のところまで強敵・明海大を追い詰めた関大。敗れたものの、昨年から確実に力をつけ、関東のチームと渡り合えることを証明した。インカレはベスト16となったが、12日からは現チームで戦う最後の試合となる皇后杯が開幕。インカレで得た確かな自信を胸に、ラストマッチへ向かう。【文/写真:松嶋奈央】

▼伊関主将
「(今日の試合を振り返って)先に2セットを取っていたのもあるし、対策をしたことがはまっていて、手も足も出ないじゃなくて、こっちが優勢に立てていたので、追い返されたのは悔しいという気持ちが大きいです。チームとしては、全員タフな試合の中でも一番いい試合ができたかなと思ったので、すごく成長できたと思います。(第1セット終盤から雰囲気が変わった)ピンチサーバーで入ってきて、得点を取ってくれて。セットは取られたんですけど、次のセットにつながる終わり方だったので、チームとしてはこのまま次に行こうという雰囲気のままだったので、1セット目の終わり方は良かったかなとと思います。(第4セットを奪われた)セッターに綺麗に返されて、コンビを組まれて、1枚で決められることが4セット目は多かったです。そこでもうちょっと、こっちの攻撃や返すボールを厳しくして崩せたらよかったかなというところは課題だと思います。(フルセットとなりチームへどう声をかけたか)今年一年は粘り強くレシーブして攻撃まで持っていこうという練習をしてきたので、そこのプレーは全部出し切ろうと伝えました。今年のスローガンでもある『魅せる』は、観客の方や応援してくださっている人も巻き込んで、楽しいバレーを見せるところもこだわってやってきたので、関大の良さを全部見せていこうと全員に伝えました。(皇后杯へ向けて)今回の負けも、次の大会につなげていけると思います。次は大学生じゃなくて社会人のチームと戦っていくので、やっぱりそこに対して自分たちが引かずにどんどん攻めて、関大らしさを最後に向けて全員でやっていきたいなと思います」

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