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正解がないこと、最善を尽くすこと

正解がないこと、最善を尽くすこと

正解がないことの難しさ

昨年のコラムには、「どんな環境でも学べることがある」という一番学んだことをコラムに書いた。今年も、同様に一番学んだことをここに書き記したいと思う。

私は、1月で20歳。授業、部活動、アルバイトで休みこそなかなかないが、良い日々を過ごしている。そんな日常の中でひしひしと感じるのが、「正解がないことが意外と多い」ことだ。特にそう感じたのは、ある秋の日のアルバイト勤務時。レシートとカードの渡し方に関するクレームが入った。私はいつも、会計終了時にカルトンにレシートと控え、カードをきれいに並べてお客様に渡していた。その日の苦情は、「あなたの接客は丁寧だけど、レシートとカードの渡し方が良くない。渡すなら、レシートとカードを重ねて取りやすいようにしてほしい」というものであった。しかし、レシートの渡し方に正しい答えなど存在しない。どうすればいいのだろうと悩んだ私は、自分が次に勤務するまでにレシートの渡し方を買い物の時に客目線で考えてみた。スーパーではなるべく早くレジを済ませるために、小銭をレシートで包む方法を採用。一方、百貨店でプレゼントを買った時はカードとレシートがきれいに並べられて渡された。つまり、レシートの渡し方は、TPOに従って行うべきということ。言うまでもなく、何が正しい渡し方ということではないがその時々でなるべく最善の選択をするということが必要だと気がついた。

部活における正解


私が所属している関大スポーツ編集局(カンスポ)の活動も正解がないものだと思う。カンスポの目的の1つは、K A I S E R Sの活躍を多くの人に知ってもらう広報的なもの。2つ目に選手の生の姿、声を元に記事を書き、KAISERSの選手たちの活躍を後押しする応援団的な側面があること。これらの活動は、誰か採点者がいるわけでもなく、明確なフィードバックがあるわけでもない。編集中に作っている新聞の見出しの内容やアピアランスもありきたりなものならいくらでも作れる。だが、そこで満足してはカンスポの目的を達成することはできない。限りなく自分たちのベストに近いものを出さなければいけないのだ。選手がベストを尽くすパフォーマンスを見せている中で、自分たちが妥協することはありえない。確かなフィードバックがない中でも、自らの使命感とプロ意識を持って最善を尽くす姿勢が今のカンスポにはあり、その姿勢を仲間たちの姿から学ぶことができる。そして、普段、仲間たちと過ごす中で大きなやりがいと愛を感じるK A I S E R Sへの熱意がきっと多くの人に伝わることを切に願う。私が考えるカンスポの活動で唯一の正解は書いた記事や新聞を選手たちに喜んでもらえること、「ありがとう」と言ってもらえることだ。自分たちの活動の意義を見出させてくれる選手たちは本当に偉大だ。

△取材中に同期に撮ってもらった写真

最後に

来年は3年生になり、カンスポラストイヤー。私は、カンスポを知ってもらう上で要となる広告・W E B管理などを担当する。特にW E B記事とInstagramは選手たちの活躍する姿をよく知ってもらえるツール。カンスポで最も伸ばしたい分野だ。そのためにコンテンツやアカウントの魅力度を上げる方法を思案しているところだ。来年は、どんな年になるだろうか。予言しておこう、カンスポ飛躍の年だ。【丸山由雅】

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