◇第96回日本学生氷上競技選手権大会◇準決勝◇12月28日◇対東洋大◇於・テクノルアイスパーク八戸◇
[第1P]関大0―2東洋大
[第2P]関大0―10東洋大
[第3P]関大2―3東洋大
[試合終了]●関大2―15東洋大
準々決勝で勝利し、6年ぶりに準決勝の舞台に立った関大。昨年準優勝の東洋大と相まみえた。
第1ピリオド(P)開始46秒にキルプレー(数的不利な状況)となり、苦戦を強いられる。幾度となくシュートを浴び、先制を許した。FW相馬嵩士(しゅうと=社1)やFW嶋野瑛心主将(文4)らがシュートを放つが、ゴールネットを揺らすことはできない。アタッキングソーンでのフェースオフを迎えても、すぐにパックを自陣に戻されてしまい、なかなか攻撃に持ち込めなかった。16分には相手のペナルティーが重なり、1分間5対3での攻撃となったが、その間にも得点できず。その後4対5となり、依然数的には関大が有利な状況ではあったが失点。2点のリードを追いかけることとなった。
第2Pも苦しい展開は変わらず。敵陣でのフェースオフからFW神山太一(人3)がワンタイムシュートを打つなど、積極的に攻める姿勢を見せたが、得点にはつながらない。14分には、相手が運んだパックをFW高橋柊伍(人1)が敵陣で奪う。ゴール裏で激しい攻防戦を繰り広げ、得点のチャンスを迎えたがしたがシュートは打てなかった。関大がもがいている間に、相手はこのP10得点。大きく突き放されてしまった。
このままでは終われない関大。第3P開始14分、相手が関大陣地に弾いたパックを手にすると、少しずつゴールに迫る。細かくパスつなぎ、最後はFW高橋柊がシュート。待望のこの日初得点となった。18分にもFW根本慎太郎(情4)からパスを受けたFW高橋寛騎(法2)が、停止せずにシュートし得点。しかしこのPにも3失点し、反撃は2点止まりで試合終了となった。
準決勝では守りの時間が長く、自分たちのプレーができなかった。関大は翌日の3位決定戦へ進む。このメンバーで臨む最後の試合。銅メダルを手にして有終の美を飾りたい。【文/写真:島田采奈】
コメントを送信