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◇第66回関西学生選手権大会個人予選◇5月22日◇関西大学弓道場◇

[予選1回目](予選1回戦通過者)
<男子>
福田建(文2)
林信吾(シス理4)
國米雄太(社3)
菅野竣介(シス理4)
大江達也(社3)
髙本真生(法3)
萩野晃太(文3)
伊藤光翼(社1)
小林里樹(外1)
大下拓真(シス理3)
藤井一眞(文4)
柴山周(文3)
久保祐果(環都2)
小池駿輝(シス理2)
<女子>
小田桐朱璃(商1)
植木鈴華(商3)
奥野早紀(化生4)
小原沙輝(法3)
宮本紗衣(文4)
足川茉南(法4)
酒井美咲(法4)
中井美里(法4)
大石望路(法3)
八木咲綾(経2)
田村陽向(総情2)

[予選2回目](決勝戦進出者)
<男子>
福田、林、國米、菅野、髙本、伊藤、紫山、藤井
<女子>
小田桐、奥野、足川、大石

78名の選手が出場した個人戦予選。 予選1回目は4射の内3中以上で2回目へ駒を進める。 予選2回目は2射皆中を果たす必要があり、高い壁を乗り越えた男子8人、女子4人の計12人が決勝戦に進出した。

IMG_1154-300x200 12名が決勝進出!奥野主将「緊張を楽しさに」
-300x200 12名が決勝進出!奥野主将「緊張を楽しさに」
△奥野主将
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△福田
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△宮本
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△足川

決勝進出を決めた中でも、存在感を発揮したのが伊藤だ。1年生であり、今大会が公式戦初出場。当日までにモチベーションと技術面のバランスを均等にし、気持ちが先走らないように心掛け、決勝進出を決めた。「自分の力が精一杯発揮できたので良かったと思う」と振り返った。また、SFで入学し、高校弓道と大学弓道の雰囲気の違いを実感した伊藤。高校弓道は選手全員の的中を合計し争う総的中制だが、大学弓道の個人は自分の的中結果がはっきりと分かる。「本当に己との戦い」と大学弓道の厳しさを痛感した。

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△伊藤

個人戦で初めて決勝進出を決めた大石。予選1回目の調整から3時の方向に矢が外れ、焦りを見せた。大会前日に練習を見てくれた上級生に、「明日はこれだけ意識してやろうと指摘してくれたことを意識するしかない」と思い、予選1回目、予選2回目を突破。決勝への切符を手にした。決勝戦について「いつも通り関大の弓道場でやっていることをやり切り、自分ができる最大限のことをしたいと思います 」と意気込んだ。

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△大石
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6月4、5日に行われる決勝戦及び団体戦は明治神宮武道場誠館弓道場で行われた第33回全国大学選抜大会決勝トーナメント以来、約1年ぶりの対面式となる大会。「ほとんどの選手が対面式での公式戦を経験したことがないので、多くの選手が緊張すると思う」と奥野主将。続けて「緊張をいかに楽しさに変え、練習でしてきたことを本番でチャレンジしたい」と意気込む。対面式でのプレッシャーに打ち勝ち、関大弓道部が圧倒する日は近いだろう。【文/写真:島田桜介】

▼奥野主将
「関関同立で行った選手権であまり通過者がいなく、あと何人かでいいからあてて、通過しよう。1本も当たらなかった人はせめて1本、もう1本と本気で行こうとチームに言いました。今大会ではあてれた人も多く、決勝へ通過した人も多くいたと思うので、全体として頑張れたと思っています。(自身を振り返って)予選1回目は4矢3中を最初の3矢で決めることができたことと、あまり調子が良くなかったのでその中でもあてることができたのは良かったと思います。悪かった点はあまりありませんが、自分の思ういい射ではなくがむしゃらであててしまったので、いい射であてることができなかったという所はもっと頑張りたい点だなと思います。(決勝戦に向けて)久しぶりのアリーナということもあり、多くの選手が緊張すると思うので、緊張を楽しさに変え、チャレンジし、優勝を目指す。団体は男女3チーム出場するのですべての順位を関大が占めるという勢いで挑みたいです」

▼伊藤
「2回目の大きな大会だったので、予選とはいえ緊張しました。個人でも大きな戦いに出場したいと思っていたので、精一杯自分の力が発揮できたと思います。(大会前に準備したことは)毎日の練習を1つずつ丁寧に記録を取り、自分のモチベーションと射の実力を同じにしていく。気持ちだけが先走っても絶対的にあたらないし、技術だけが上がっても気持ちの面で負けてしまうと思ったので、そこをしっかりと大会の当日でバランスが均等になるように心技一体を一定にすることを意識しました。(決勝戦に向けて)たくさん応援されているので、関西1位になれるよう頑張りたいです」

▼大石
「調整の時にいつもより全然あたってなくて、ずっと3時の方向に矢が抜いて焦りました。しかし、今日できることを今日やるしかないという思いで試合に挑みました。大会前日に練習を見てくださった上級生の方に、明日はこれだけ意識してやろうと指摘してくれたことを意識するしかないと思いました。(予選1回目について)1本目を抜くと後がしんどくなることは分かっていたので、1本目から詰められて、2、3本とコンスタントにあてられたで、4本目は安心して抜いてしまいましたが、それでもいつもやってきたことを平常心でやり抜くことができたので良かったと思います。(決勝へ進むことが決まった瞬間)幹部の方やそれ以外の人にすごくお世話になり、色んな人に支えられてきたので、その中で成果を出せたことはすごくうれしかったです。(決勝戦に向けて)対面の試合はしたことがなく、緊張するとは思いますがいつも通り関大の弓道場でやっていることをやり切って、自分ができる最大限のことをしたいと思います」

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