◇第98回日本学生氷上競技選手権大会フィギュア競技1日目◇1月8日◇東京辰巳アイスアリーナ
[女子3級]
2位 水江 38.96
[女子3級団体]
2位 関大
[女子4級]
3位 稲葉 45.31
7位 伊葉 41.91
[女子4級団体]
1位 関大
ついに学生最高峰の大会が幕を開けた。今年は東京都で開催された日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)。初日は女子3級に1名、女子4級に2名が出場した。女子3級では水江さくら(政策1)が初出場ながら準優勝に輝く。女子4級では稲葉晴佳(社3)が2年連続の表彰台となる3位、伊葉優(商4)が7位に。3名全員が入賞を果たし、団体でも表彰台に上った。

女子3級に登場したのは水江。部員たちとハイタッチを交わしてリンクインした。冒頭のシングルアクセルはパンクしてしまう。それでも「ちょっと緊張がほぐれた」と続く2回転サルコー+2回転トーループのコンビネーションジャンプをきれいに着氷。『Les Demoiselles de Rochefort』の音色に合わせ、美しいスパイラルを披露する。その後は着氷が詰まるジャンプはあったものの、転倒はなし。準優勝に輝き、確かな手応えと共に初のインカレを終えた。

女子4級には、3年ぶりのインカレに挑む伊葉が登場。指先まできれいに滑り始め、2回転トーループを着氷させる。1回転フリップ+シングルオイラー+2回転サルコーのコンビネーションジャンプなども決め、転倒なしのまとまった演技を披露。アップテンポな『Rhythm of the Night』を表情豊かに演じ、多彩な技で魅せていく。最後のインカレで1年時以来となる7位入賞を果たし、演技後には笑顔が輝いた。

女子4級の最終滑走で登場したのは、前回大会2位の稲葉。リンクサイドからの大勢の声援を背に滑り始めた。冒頭の3連続のコンビネーションジャンプを着氷させ、2回転サルコーも美しく降りる。全身を大きく使ったスケーティングで、優しく力強い『Cinderella』の世界観を表現。3度目となるインカレで1年間の全てを出し切り、2年連続の表彰台入りを果たした。

3名とも全国の大舞台で全力を出し切った初日。あすは男子3・4級に1名、女子6級に1名が出場する予定だ。ベストを尽くし、それぞれが目指す演技をするために。これまで積み重ねてきた努力を、今こそ花開かせる。【文/写真:中吉由奈】
▼水江
「(演技前の心境)西カレでボロボロの演技をしてしまったので、点数とか順位よりも自分が練習してきたことを出して、ベストな演技をしたいなと思っていました。(演技を振り返って)最初のアクセルがパンクして、それまで結構緊張していたんですけど、パンクしたおかげでというか、ちょっと緊張がほぐれて。2回転サルコー+2回転トーループと2回転ジャンプを2本とも降りることができました。でも最後のコンビネーションジャンプはミスしてしまって、やっぱりアクセルが一番の課題なので、練習しないとだめだなと思いました。(初めてインカレに出場してみて)会場の雰囲気とかもそうだし、そもそも宿泊して試合に臨むことがあまりなくて。いつもの試合よりも試合に挑むまでの時間が長いので、どんどん近づいてきているなっていう緊張はありました。(初出場で準優勝に輝いた)数字だけを見たら2位で、コーチとかいろんな人からおめでとうって言われるんですけど、自分的には全然納得のいく演技ではなかったので。ちょっとモヤモヤした気持ちは残っていますが、この試合で課題だった点を重点的に練習して、他の試合に生かしていきたいです。(残りのシーズンに向けて)まだ大学に入ってからノーミスだった試合がないので、次こそはノーミスで自分の納得できる演技をしたいです」
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