◇ 2024年度ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第1節◇対関学大◇9月22日◇於・花園ラグビー場第2グラウンド
[前半]関大5-19関学大
[後半]関大12-30関学大
[試合終了]17-49関学大
ついに関西大学リーグが開幕した。今リーグ最初の相手は強敵・関学大。序盤から大きくリードを許し、相手のスピードについていけない。また、攻撃のチャンスを生かせず得点につなげることができなかった。点差を縮められず敗北する。
午前中の大雨が落ち着いた頃、試合が始まりを告げた。関大のキックオフから始まると、すぐ自陣にボールを運ばれ、ゴールライン付近でラインアウト。モールでそのまま相手に押し切られる。コンバージョンキックも決められ、開始4分で7点も入れられた。チャンスが訪れたのは開始9分。相手陣地のゴールライン付近でスクラムになる。しかし、関大が反則してしまい、相手にフリーキックを与えてしまった。そのまま自陣側に持っていかれ、キックで体制を整えようと試みるも失敗。相手に得点を追加される。

その後は両者ともになかなか得点につながらない。22分には自陣のゴールライン付近でラインアウトになるピンチを招くが、モールでボールを奪い切り抜ける。またその数分後には、キックで相手のゴールライン付近までボールを運び、ラックでじわじわとラインの目の前まで迫った。しかしそこで相手にボールを奪われ、チャンスで得点できず。さらには34分にトライを決められ、点差を広げられた。だが37分にはFL西山光太郎(人4)がトライを決め、待望の初得点を決める。この勢いのまま、追加点を決めたい関大は、NO.8中川一星(社2)が相手ディフェンスを切り抜け、道を作るも得点にはつながらない。5-19で後半に折り返した。

後半はミスが目立つように。後半開始直後、相手にトライを決められる。その直後、フリーキックを手に入れチャンスを切り開いた。モールを組んで相手を押し切り、HO山本真士(政策3)がトライを決める。SO崎田士人(らいと=文3)がコンバージョンキックでさらに追加点を入れ、点差を縮めた。

しかし、ここからミスが目立つように。14分にはパスミスで相手に攻め込まれると、ペナルティーキックを与えてしまい失点する。また、19分にはノックオンをしてしまいスクラムに。そこから一気に押し込まれ、トライを与える。コンバージョンキックも決められ差を広げられた。その後、2度もトライを決められ、32点差に。だが、関大は最後まで諦めなかった。HO山本とFL西山たちのパス回しで相手を揺さぶり、FL西山がトライを決める。しかし得点もここまで。大きく開いた点差を埋めることはできなかった。

相手の強さを前に、手を打つことができなかった。次戦の近大も上位の相手。関大の強みを生かし、何とか一矢報いたい。【文:西村果凜/写真:上田峻輔】
OBより
「相手陣地」はこちらが攻め込んだ状態です。攻め込まれたら、「自陣ゴール前」との表記が正しいです。
KANSPO
OB様
ご指摘、有難うございます。関大スポーツWEB管理担当・丸山です。担当の者に確認し、該当箇所を修正させていただきました。今後とも関大スポーツにご指導、ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。
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