好きな食べ物は、いちごと牛乳。でも、いちごミルクは苦手な勝部真穂(社3)です。M−1グランプリに楽屋ニュース、年末は見逃せない番組が多くて困っています…。どうしてこうも忙しい師走に放送するのか、迷惑ありがたです。
さて、2020年は波のように乱れる年となりました。前代未聞です。コロナのせいで、たくさんのものが奪われましたし、奪われている人をたくさん見てきました。多くの人が楽しみにしていたであろう「東京オリンピック」もその一つです。沈静化しないコロナ禍で、現在もなお、その開催が危ぶまれています。
私は五輪の東京招致が決まった時からボランティアをしたいと強く思っていました。そして、昨年応募し、面接や研修を経て、アーチェリーの競技アシスタントに就くことができました。こういう言い方をするとアーチェリーに失礼かもしれませんが、どの競技担当でも良かったと思っています。私はオリンピックに、スポーツのルール的面白さだけではなく、出場選手ひとりひとりのストーリーに価値を感じます。どの競技にも必ずドラマがあると思いました。その中でも、関大スポーツで担当をさせてもらったこともあるアーチェリーを担当できると決まり、うれしさ倍増でした。ぜひ、その経験もこのコラムに書きたかったですね。
小さい頃から、オリンピックに夢を抱いていました。北島康介選手、内村航平選手、吉田沙保里選手。私の大好きなスーパースターたちです。しかし、恥ずかしながら、このスターたちが現れるまで私は、平泳ぎも、体操の個人総合も、レスリングも、ほとんど知りませんでした。それなのに、たった1人の選手が日の丸を背負って戦うことで、誰もが知るスポーツとなる。そのすごさ、偉大さが、とてつもなく大きなものに思えました。いつか、自分も憧れの五輪に携わりたい。ボランティアはそんな夢をほんの少しだけ叶えてくれるものだと思いました。無償だからいいんです。お金のためでなく、アスリートのために、大好きなスポーツのために。なんだかこの感覚は、カンスポの活動に似ているように思いました。
関大スポーツは、正直、激務です。新聞を作っているだけではありません。一つの競技に全集中できるわけでもありません。部員それぞれがいくつかの担当競技を抱え、自主的に試合告知をしたり、企画を計画したり、号外を作ったりします。激務です。いや、自ら激務にしているのです。誰に頼まれたわけでもなく、ただKAISERSのために、大好きなスポーツのために。です。馬鹿だと思います。でも、馬鹿にされたくはありません。自分たちの活動に誇りを持っています。
話がそれましたが、今年1年、いろいろなことがありました。「コロナが無ければ」と何回思ったことでしょう。しかし、どんな状況でも、ひたむきに努力を続ける選手がいました。公式戦が全て無くなっても、「こんな経験僕らにしかできない」と前向きに捉える4年生もいました。チームのために朝から晩まで応援グッズを作る人、4年生のために各部から応援動画を集める人、コロナでも関係なく、温かいKAISERSが今年も健在していました。今は、オリンピックと同じくらい、大学スポーツが大好きです。
先程、オリンピックボランティアも、関大スポーツも無償で活動していると言いましたが、やっぱり訂正します。私たちはお金に変えられない、もっと大切なものを、アスリートやスポーツや、それに関わる全ての人からいただいています。そこに価値を見出す人、見出さない人、どちらも間違ってはいないと思いますが、私は前者で、幸せでした。たくさんの笑顔と驚きと感動をありがとうございました。これからもどこかでスポーツに関われたらなぁと。とりあえず、ガキの使い見て年越しますね。いや、紅白かな…。【勝部真穂】
吉安 昌子
勝部様
関西スポーツの活動お疲れ様でした。そして、何よりありがとうございました。
私達自動車部は 馬鹿になんて一切しておません。感謝しかありません。
私達のようなマイナーな活動の取材に来てくださり、毎回感激でした。会場に来るだけでも大変、そして、女子には立っているのすらキツイ環境下で一生懸命取材し、素晴らしい写真まで…。どれだけ来てくれることが励みなり嬉しかったことか…。
馬鹿になれる人は 賢いので!
ありがとうございました!
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