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◇第93回日本学生対校選手権4日目◇9月22日◇Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

[男子200㍍準決勝]
1組1着  松井健斗(社4)21.51  決勝進出
2組5着  濱田澪(法4)    21.64 

[女子三段跳決勝]
25位 尾石陽菜(社4)11㍍17

[男子800㍍決勝]
3位入賞 萬野七樹(社1) 1.47.93
9位   髙梨有仁(経4) 1.50.98

[男子200㍍決勝]
5位入賞  松井健斗(社4)20.98

ついにインカレも最終日を迎えた。連日多くの選手が入賞を果たすなど躍動した関大。最終日も関大の快進撃は止まらない。

男子200㍍準決勝には松井と濱田が挑んだ。1組には松井が出場。スタート直後から周りの選手を置いていく素晴らしい走りを披露した。後半、追いかけてくる相手選手から猛追を受けるが、見事に振り切り1着フィニッシュ。決勝への出場権を獲得した。続く2組には濱田が出場。いい反応でスタートを切るも後半は伸び切らず。5着で競技を終えた。

IMG_2090-200x133 【陸上競技】インカレ最終日 萬野が表彰台へ
△濱田

女子三段跳決勝には尾石が出場。1回目の試技は踏切板をオーバーしてしまいファールに。続く2回目も記録を付けることができない。追い込まれた3回目。スピードに乗った助走から踏み切ったジャンプは思ったように伸びず。25位で競技を終えた。

IMG_2099-200x133 【陸上競技】インカレ最終日 萬野が表彰台へ
△尾石

男子200㍍決勝に出場にした松井。最後のインカレで表彰台を狙ったレースが始まる。抜群の反応でスタートダッシュを決めた松井だったが、後半伸び悩む。横一線の1着争いだったが、半歩及ばず5着に。表彰台こそ逃したものの5位入賞と健闘した松井。しかし、レース後の表情は悔しさに満ち溢れていた。

IMG_2183-200x133 【陸上競技】インカレ最終日 萬野が表彰台へ
△松井

昨日、準決勝を制した男子800㍍の髙梨、萬野の2人。準決勝で救済措置が取られた影響で決勝は9人がエントリーするイレギュラーなレースとなった。萬野がスタートする2レーンは2人の選手が同じレーンを走ることに。しかし、萬野はスタートするとすぐに同レーンの選手の前に出て快調な走りを見せる。表彰台を狙うと意気込んでいた萬野は、400㍍を2位で通過。鐘が鳴ってレースは運命のラスト1周に突入すると、スパートをかける選手たちに飲み込まれずるずると順位を落としてしまう。しかし、萬野はこの絶望的な状況を見事に打ち破った。試合後、自分でもびっくりするほど体が動いたと語った萬野はラスト100㍍で4人を抜く異次元の走りを披露。集団後方7位の位置から一気に4人をごぼう抜きし、大逆転で宣言通り3位入賞を果たした。髙梨は400㍍を4位で通過し、残り200㍍からスパートをかけるも、後ろからの追い上げを受け、順位が徐々に下がる。最後は9位でのフィニッシュとなった。

IMG_2129-200x133 【陸上競技】インカレ最終日 萬野が表彰台へ
△髙梨
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△萬野

今年のインカレでは多くの選手が入賞。全国の舞台でも関大の名を知らしめた。全カレの先に待っているのは全日本陸上、そしてその先の世界大会。誇り高き関大の選手たちの今後の活躍に期待したい。【文:井原郷志/写真:大須賀琴桃

▽萬野

(イレギュラーな9人スタートについて)同じレーンの選手とは顔見知りだったので、スタート前に相談して接触しないようにしていました。(レースを振り返って)ラスト100㍍は自分でもびっくりするほど体が動きました。どんどん後ろから他の選手が来て焦り、このままでは優勝できないと思ったので最大限もがこうという気持ちで思い切って前に出ました。結果的に3位という結果に繋がって良かったです。(3位入賞という結果について)表彰台は1番目指していた場所で、1年生のうちから経験できてよかった。2、3、4年とこのまま表彰台や1位を目指して頑張って行きたいと思います。

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