◇RIGAVILCUP2025関西大学連盟春季リーグ戦◇対同大◇４月26日◇立命館大学茨木キャンパス

［第１セット］関大25－18同大
［第２セット］関大23－25同大
［第３セット］関大21－25同大
［第４セット］関大26－24同大
［第５セット］関大12－15同大
［試合終了］●関大２－３同大

開幕戦以来、勝利から遠のいている関大。リーグ５戦目は昨春フルセットの接戦を制し、勝利を収めた同大と対峙（たいじ）した。連敗ストップを狙い、試合に臨んだが１歩届かず悔しい敗戦となった。

関大のサーブから試合が始まる。先制点こそ許したものの、中島康介（文４）の１枚ブロックで同点に。試合開始直後から、チームを盛り上げた。点を取り合う展開となったが、小山海皇（みこと＝人２）の力強い攻撃や永澤諒（人１）の速攻が決まり得点を重ねる。18－16で山本大稀（経４）のブロックアウトが決まると、そこから関大がブレイク。連続で得点を奪い、４点差をつけた。セット終盤に荒木陽仁（文３）がリリーフサーバーとして投入されると、相手を乱すことに成功。永澤のブロックにつなげ、セットポイントを握った。最後は森歩夢（政策３）のスパイクが決まり、第１セットを先取した。

第２セット序盤はリードされる展開に。相手の壁に阻まれ、なかなか攻撃が決まらない。それでも、６－７でエース・小山のスパイクで流れをつかむと逆転に成功。井上桜佑（人４）のツーアタックも決まり、相手を揺さぶった。しかし、20点を超えたところで再びリードを許す。タイムアウトを要求したが、流れを変えることはできず、第２セットを献上した。第３セットも試合は相手の流れに。１度も追いつくことができず、セットを連続で落とした。

それでも第４セットでは粘り強いプレーを見せた。４－４の場面から関大が連続で得点し、相手を突き放す。スパイカー陣の攻撃が効果的に決まり、得点を重ねた。先にセットポイントを握られたが、最後は小山、永澤のブロックが決まり第４セットを奪った。そのままの雰囲気で試合を進めたかったが、第５セット中盤では相手に３連続得点を許す。９－14から小山のスパイクや永澤のブロックで追い上げたが、あと１歩届かず、12－15で敗北となった。

リーグ４連敗となってしまった関大。しかし、４月27日に行われた京産大戦ではフルセットの末に勝利。29日に行われた大体大戦ではストレート勝利を収めた。このままの勢いでリーグ８戦目でも勝利をつかみ取る。【文／写真：速水咲良】