◇ RIGAVIL CUP 2025関西大学連盟春季リーグ戦◇対園大◇4月19日◇龍谷大学深草キャンパス
[第1セット]関大25-18園大
[第2セット]関大22-25園大
[第3セット]関大25-22園大
[第4セット]関大25-20園大
[試合終了]〇関大3-1園大
リーグ戦3日目の相手は、昨春ストレートで敗れた園大。第2セットは奪われたものの、チームが大きく崩れることはなくセットを取り返す。リーグ戦3勝目をつかんだ。

第1セットは、相手のサーブから試合開始。後山七星(ななせ=政策2)のスパイクで先制し、3連続得点を奪う。その後は土屋美咲(情3)のクロススパイクや花岡明里(商1)のフェイントで順調に点数を重ねた。交代で入った佐藤彩音(社2)や山本向日葵(ひまり=政策3)が躍動し、24-15と関大が先にセットポイントを握る。最後は後山のスパイクで、危なげなく第1セットを先取した。

第2セットは、相手の3連続得点から試合がスタート。宗助夢羽(ゆう=文3)のディグが光り、相手に食らいつく。伊関万絢主将(まひろ=文4)のブロックやストレートに打ち込むスパイクで得点するも、点差は縮まらない。中盤、鮫嶋優香(政策3)のブロックポイントや、田中結姫(ゆいき=人3)のレシーブポイントで追いつく。しかし22-21となったところから、4連続得点を奪われ、第2セットを落とした。

第3セットはセッターを笹野文乃(文4)に代える。相手の得点から始まり、拮抗(きっこう)した展開となるが、9-10から関大に連続得点が生まれ、12-10と追い越した。相手がタイムアウトを取り、直後のポイントは奪われる。それでも、鮫嶋のダイレクトスパイクや土屋の2連続サービスエースでチームの良い雰囲気は変わらない。相手の連続得点もあり終盤追いつかれるも、土屋のクロススパイク、花岡のブロックやクイックで第3セットを獲得した。

第4セットも、序盤から取って取られての戦いに。花岡のサーブでブレイクが生まれ5点差をつけると、そこから相手に連続得点を許さなかった。後山がブロックアウトや真ん中に切り込むなど多彩な攻撃を見せ、じわじわと相手を突き放す。終盤ブロックポイントも決まり、最後は伊関主将のスパイクで第4セットが終了。セットカウント3-1で勝利を収めた。
開幕からの連勝記録を3に伸ばし、現在リーグ1位につけている関大女バレ。優勝という目標に向け、次戦もチーム一丸となって戦う。【文/写真:松嶋奈央】
▼伊関主将
「(今日の試合を振り返って)みんなが良いイメージを持って入れたというのが大きくて、一人一人の攻撃の幅がすごく広かったり、練習してきたことが出せたかなと思います。(チームで意識していること)勝ちに行かないとと思ってしまったら、視野も狭くなったり、緊張して硬くなったプレーになったりするなと思ったので。常に挑戦者の気持ちでと何回も口にしているので、それをみんなが意識して挑戦したプレーができているのはすごく良いことだなと思います。(勝ちの要因は)全員が勝ちに行くよという声かけが多くて、負けている雰囲気がないので、そこはすごく強みだし、相手にも関大の独特なオーラや雰囲気で勝ちにいけていると思います。(次戦に向けての意気込み)勝ち急がずに自分たちの練習してきたことを出し切るのと、常に挑戦者の気持ちを忘れずに、コートに入っている人も、応援してる人も、勝ちに貢献するという気持ちが強みだと思うので、そこを生かしながら全員で練習したいです」
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