◇西日本学生大会◇4月19・20日◇ベイコム総合体育館
予選
[単独演武有段の部]
藪谷朱一輝主将(しゅいき=安全4)→本選出場
横林勇太(シス理3)
[単独演武段外の部]
關谷佳弘(法2)
榎本崇宏(法2)→本選出場
[自由組演武女子初段の部]
田村友花(人2)・矢上黎衣(社2)組→本選出場
[自由組演武男女段外の部]
田中絵梨(社2)・中野航太郎(法2)組→本選出場
[立合評価法・女子軽量級の部]
田村→本選出場
[立合評価法・男子軽量級の部]
藪谷→本選出場
[立合評価法・男子重量級の部]
横林→本選出場
本選
[単独演武有段の部]
藪谷
[自由組演武女子初段の部]
1位 田村・矢上組
[単独演武段外の部]
5位 榎本
[自由組演武男女段外の部]
6位 田中・中野組
[立合評価法・女子軽量級の部]
田村
[立合評価法・男子軽量級の部]
3位 藪谷
[立合評価法・男子重量級の部]
横林
約10年前から思い描かれていた西日本学生大会がついに実現。記念すべき第1回大会が尼崎で開催された。昨年末の関西新人大会で総合3位に輝き、8年ぶりに表彰台入りを果たした関大。その功績に大きく貢献した2年生たちが、今大会でも実力を存分に発揮した。

19日の予選を終え、20日に本選が行われた。本選の最初に登場したのは藪谷主将。単独演武有段の部で、持ち前のキレの良さを生かした演武を見せた。自由組演武女子初段の部には、田村・矢上組が出場。昨春の関西大会からペアを組んでいる2人は、阿吽の呼吸で見事1位に輝いた。榎本は単独演武段外の部で、迫力ある演武を披露し5位入賞を果たす。最後に登場したのは田中・中野組。安定した動きを見せ、自由組演武男女段外の部で6位となった。


続いて行われたのは立合評価法。前日の予選を勝ち抜いた3名が出場した。まず最初は女子軽量級の部。公式戦初出場の田村が全国2位の強敵相手に奮闘した。男子重量級の部には横林が登場。中段突きや蹴りを巧みに用いて攻撃を仕掛けるもなかなか有効を獲得できず、相手のペースに飲まれる。入賞とはならなかったものの、次世代を担う存在としての姿を見せた。そして、男子軽量級の部で藪谷主将がアリーナに。全国2位の実力を引っ提げ登場した。得意の蹴りを生かして果敢に攻撃する。チームの応援を背に戦うも、結果は3位に。悔しさの残る試合となった。

確かな結果を残し存在感を示した拳士、思うような結果とならなかった拳士もいたが、実りのある経験となった。6月に行われる関西大会に向け、これからも鍛錬を続けていくことだろう。【文/写真:早川莉央】
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