◇第50回内閣総理大臣杯令和6年度全日本大学選手権大会◇11月9日◇金岡公園体育館
〈65kg級〉
[1回戦]
●橋本0-12小塚(近大)
〈57kg級〉
[1回戦]
●奥野2-6植杉(立教大)
〈61kg級〉
[1回戦]
●浜本2-13山口(早大)
〈86kg級〉
[2回戦]
●渡邉0-11合田(東洋大)
〈92kg級〉
[1回戦]
○稲本7-1内田(同大)
[準々決勝]
●稲本1-3佐藤(慶大)
フリースタイルの全国である内閣総理大臣杯。関大から5人の選手が出場した。全国の舞台で、選手は苦戦を強いられる。それでも奮闘し、大会を終えた。
大会最初に始まった57kg級と65kg級に2人の選手が出場した。57kg級に登場した奥野登夢(人2)は立教大の選手との対戦。序盤に相手に背後を取られてしまい2ポイント(P)を失う。その後も再び、背後を取られてしまうも、相手のローリングを阻止し、前半を終えた。4Pを追いかける形で始まった後半。開始1分半に奥野が2Pを獲得し、相手に迫る。しかし、相手に追加点を許し、2-6で勝利とはならなかった。
57kg級と同時に始まった65kg級には橋本翔喜(経1)が登場。開始直後に2Pを失うとそのまま、ローリングで6Pを失ってしまう。その後も反撃することができず、0-12で敗れた。
61kg級に登場したのは浜本歩主将(人4)。早大の相手との対戦となった。開始10秒で両者が仕掛け、2Pを獲得する。その後相手にローリングを決められそうになるも、粘り切れず失点。2-13で敗退となった。
続いて92kg級に稲本喬弘(人3)。開始直後に背後を取り、2Pを獲得した。攻めの姿勢で試合を進める。開始1分半には相手がバランスを崩したところから場外に押し出し追加点。その後も得点を重ね、5-0で後半戦へ。リードを保ちながら残り30秒、相手が攻撃を仕掛けたところを逆手に取りフォールで勝利。準々決勝へ進んだ。
86kg級に出場した渡邉隆人(安全2)は背後を取られ、先制点を奪われる。その後も場外へ押し出され追加点を許した。反撃の機会を伺うも得点にはつながらず、テクニカルフォールで負けを喫する。
準々決勝に進んだ稲本は慶大の選手と対戦した。序盤から攻撃を仕掛け、相手にパッシブを取らせ、1Pを獲得する。そのまま均衡した状態が続き、前半が終了した。後半30秒で場外に押し出され1Pを失い同点に追いつかれる。その後、得点を狙うも残り40秒で相手のPを許してしまい、1-3で惜敗した。
各選手が全国の舞台で奮闘した今大会。稲本は7位の結果を残した。次の試合は秋季リーグ戦。現体制で挑む最後の試合だ。1年間で数々のを経験した選手たちが挑むリーグ戦に期待が高まる。【文/写真:湯浅あやか】
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