◇2024年度 藤原慎一杯 大阪府学生男女選手権大会◇11月9日◇於・近畿大学記念会館

【予選グループ第１戦】
［第１セット］関大Ｃ25－22大産大Ｂ
［第２セット］関大Ｃ27－25大産大Ｂ
［試合終了］〇関大２－０大産大Ｂ

【予選グループ第２戦】
［第１セット］関大Ｃ25－22大教大
［第２セット］関大Ｃ25－17大教大
［試合終了］〇関大２－０大教大

関大Ｃの予選グループ戦は、大産大Ｂとの試合から開始。第１セット、第２セットとも競る展開が続いたものの、関大らしい粘りのバレーでストレート勝利を収めた。

第１セットは、奥村克史（法３）のサーブから試合が始まる。序盤から、小山海皇（人１）が軟打やブロックアウトなどで得点を量産し、一気にリード。終盤は、川合涼太（人４）がブロックポイントを重ね、関大が25点目を取った。

第２セットは、関大の得点から幕を開ける。池上天翔（人３）や、小山のスパイクが光り、一時は点差を９点とした。しかし、相手の高い攻撃力に苦しみ５連続得点を許す。中盤追いつかれるも、川合のブロックポイントやサービスエースでポイント。最後は村上莉恩（文４）のサービスエースで幕を閉じた。

続く第２戦は、大教大との一戦。高い得点力で終始関大が試合を優位に進める。流れを相手に渡すことなく、ストレート勝利となった。

第１セットは、相手の２連続ポイントから開始。それでも、森歩夢（政策２）の粘りのレシーブから池上がスパイクを決め、安平瑠也主将（商４）が相手スパイクを１枚ブロックで止めるなど、関大の雰囲気は上々だ。18点以降の得点のほとんどを森のスパイクで取り、第１セットを先取した。

第２セットも、相手に２点を先行される。しかし、安平主将のスパイクから５連続得点。池上がブロックの手を引くなど工夫を凝らしたプレーで相手のミスを誘う。終盤は安平主将のブロックや、コンビの合ったスパイクで得点し、最後は相手のミスで試合が終了した。

予選グループ第１戦、第２戦ともストレート勝利を飾り、予選１位通過を決めた関大Ｃ。チーム一丸となって優勝を目指すべく、10日に続く決勝トーナメントに挑む。【文：松嶋奈央／写真：上田峻輔】