◇2024年度藤原慎一杯大阪府学生男女選手権大会◇２回戦◇対大教大◇11月９日◇近畿大学記念会館

［第１セット］関大25―10大教大
［第２セット］関大25―８大教大
［試合終了］〇関大２―０大教大

一昨年の今大会では優勝を果たしたが、昨年は初戦敗退を喫した関大女バレ。タイトル奪還へ向け、初戦は３部に所属する大教大との一戦に臨んだ。

全試合が３セットマッチとなる今大会。笹野文乃（文３）のサーブで始まった第１セットは、伊関万絢（まひろ＝文３）のスパイクで先制に成功する。ここから勢いに乗りたいところだったが、普段対戦することのない相手の対応に苦戦。序盤は拮抗（きっこう）した展開となった。それでも８―７から笹野のツーアタックや後山七星（ななせ＝政策１）のブロックアウトなどで５連続得点。４点のリードを手にすると、その後は関大の独壇場となった。選手を大きく入れ替えながらもブレイクを連発し、相手を引き寄せず。大差をつけセット先取に成功し、順調な滑り出しとなった。

第２セットも関大の勢いは衰えず。鮫嶋優香（政策２）のスパイクで先制し主導権を握ると、序盤からリードを大きく広げていった。制度の高い攻撃と、鉄壁の守りで相手を圧倒。このセットでは１度しかブレイクを許さず、終始関大ペースで試合が進んだ。最後は21―８から４連続得点。岩本莉央（文１）ので25点目を手にし、危なげなくストレート勝利を収めた。

途中出場の１年生の活躍も光り、快勝で初戦を突破。準決勝へ駒を進めた。対戦する大体大は秋季リーグではフルセットの末、下した相手だ。準決勝、決勝と連勝を収め、翌週の関カレ、そして今月末のインカレへ向けて弾みをつけたい。【文／写真：島田采奈】