◇第71回関西学生リーグ戦◇対関学大◇10月6日◇関西大学たかつきアイスアリーナ
[第1P]関大3ー1関学
[第2P]関大5ー0関学
[第3P]関大2ー0関学
[試合終了]関大10ー1関学大
リーグ戦4連勝で迎えた今試合。対戦したのは関学大だ。5月に行われた関関戦では、苦戦を強いられた相手。負けられない戦いだ。序盤に先制点を許し、関学大のペースに持ち込まれる。しかし、FW相馬嵩士(社2)のゴールから一転。10―1で大差をつけ勝利した。
試合開始から攻守が常に交代する状況が続く。試合が動いたのは5分。関大ゴール前でのフェイスオフからゴールが決まる。観客席からは関学大への歓声が上がり、試合は関学大ムードに。そこから攻め込まれる時間が続いた。しかし、このままで終わらないのが関大。FW山根早加主将(社4)が抜け出し、相手GKとの1対1からシュートを狙う。惜しくも弾かれるが、FW相馬が押し込み得点。1−1と振り出しに戻す。10分にはFW山根主将がパックを浮かすシュートを放ちゴール。逆転に成功した。終盤では、相手の反則により関大のパワプレー(数的有利な状況)に。チャンスを逃さず、 FW黒須誠眞(情4)のゴールが決まり3得点目。第1ピリオド(P)終盤には攻め込まれる展開に。GK常川渉稀(人3)が弾いたパックがゴール前に落ちるも、選手が体を張って外に出し、得点を許さなかった。

第2Pでは関大が流れをつかみ大量得点を決める。開始1分にはF W黒須が駆け上がり、FW相馬が押し込み得点。その30秒後にはFW山根主将がゴールを決める。5分にはFW髙橋寛騎(法3)が右横から技ありのシュート。観客席からは歓声が上がった。得点の間にも相手に攻め込まれる場面もあったが、GK常川のナイスセーブで得点を許さない。その後も、FW高橋柊伍(人2)のパスからFW林勇成(情1)がシュートし得点を決める。終盤には、FW山根主将が本日3得点目を決め、このPで関大は5得点を挙げた。


7点差をつけ迎えた第3P。このPからGK常川に代わりGK山北光稀(情2)がゴールを守る。開始直後にFW黒須が追加点。相手と差を広げた。しかし、開始5分に関大はピンチに立たされる。2人の選手が退場となり約1分間3対5の展開に。DF小嶌翔大(情4)、FW岸上樂(情3)、DF石井楓馬(文2)の3人がゴール前で、相手にプレッシャーをかけながらゴールを守り抜き得点を許さなかった。その後はFW林がダメ押しの1点を決め試合終了。大差をつけ勝利を収めた。

先制点を許したものの、追加点を許さず勝利した関大。総シュート数は関大38、関学大26と、シュートされているものの、得点を許さず。攻撃だけでなく守りの部分でも結果を残した。次戦は立命大戦。勝利をつかみ取り6連勝を目指す。【文:湯浅あやか/写真:中山桜希】
▼山根主将
「(関学大戦に向けて準備したこと)いつもと変わりはなかったんですけど、5月の関関戦でいい試合をしたので、今回はしっかり点差を広げて勝ち切れるように考えて頑張っていました。(試合を振り返って)最初、失点をしたんですけど、そこからは全部立て直して、ずっと自分たちのペースでできました。最後10―1っていう今までで、1番いいゲームだったかなと思います。(次戦の立命大戦に向けて)やることは変えないで、今日みたいに最初からちゃんと足を動かして、今日みたいな流れで同じように試合を進めていければなと思っています」
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