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◇令和6年度関西学生リーグ第4週◇対関学大◇10月6日◇関西大学弓道場◇

【試合結果】
関大119-119関学大(全160射)
→同中競射
●関大10ー12関学大(全16射)

1勝1敗の関大。王座に向けて負けられない大一番の戦いは、昨年のリーグ優勝校・関学大との一戦となった。4立目で同中まで追いつき、勝機のある試合を見せる。しかし、同中競射にもつれ込む接戦を制せず、黒星を喫した。

IMG_9362-200x133 【弓道男子】同中競射にもつれ込まれ、僅差で関学大に敗北を喫す
△整列する

前立の先発メンバーは、石動颯大(社2)、畠山拓真(商1)、白石幸斗(化生3)、齊藤伊吹(情4)。全員が4本目の矢を的に収める。大落の齊藤が皆中で、計11中となった。後立は、リーグ初出場となる伊藤光翼(社3)、西口桜桃明(おとあ=環都2)、多湖伝我(経3)、佐々木大河(法4)で構成された。全員、初矢と2本目をあて、計12中。西口が皆中となった。1中を追う形で、1立目を終える。

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△伊藤

巻き返していきたい2立目。前立は全員が3中以上を記録する。後立は2本目を全員があて、両立あわせて計24中。齊藤、多湖が皆中した。ここで、差は2に開く。

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△多湖

3立目の前立は、石動が皆中し、12中。後立では伊藤に代わり、先週20射皆中を達成した藤村尚澄(シス理2)が投入された。後立は西口、佐々木が皆中する。関大は徐々に的中数を伸ばすものの、関学大が27中を記録。関学大との差は4中となった。

IMG_9115-133x200 【弓道男子】同中競射にもつれ込まれ、僅差で関学大に敗北を喫す
△西口

巻き返していきたい4立目。前立は畠山に代わって、宮川匠吾(経1)がリリーフで出場した。齊藤がこの日3回目の皆中で、チームは計12中。しかし、関学大の前立も12中で、差はつめられなかった。後立では、先攻の関学大が的中数を落とす。ここで関大の後立が躍動。藤村、西口、多湖の3人が皆中で計14中。4立目で同中に持ち込んだ。

IMG_9081-200x133 【弓道男子】同中競射にもつれ込まれ、僅差で関学大に敗北を喫す
△齊藤

勝利の可能性が見えてきた最終立。前立では白石が皆中し、計11中とした。関学大の前立は10中。勝利は後立に託された。先攻の関学大が11中を記録したため、11中以上をたたき出せば、関大の勝利が決まる。プレッシャーがかかる中での試合。西口が皆中したものの、なかなか的中数を伸ばせず。計10中とわずかに届かず、同中競射に突入する大接戦となった。

IMG_9240-200x133 【弓道男子】同中競射にもつれ込まれ、僅差で関学大に敗北を喫す
△白石

同中競射では、矢振りの結果、またしても関大が後攻に。前立、後立が1人2中ずつ、計16中で勝負する。先攻の関学大の前立が計7中という高い的中数を記録。関大は、宮川に代えて森本弘大(商3)を投入する。齊藤が皆中したものの、計4中。3中差をつけられて後立に。関学大の後立は計5中。後立全員があてられれば同中となり、次につなぐことができる。藤村、西口が皆中したものの2中及ばず。関学大に僅差で敗北を喫した。

リーグ4週目は痛い敗戦に。それでも、勝利の可能性のある試合を見せた。残すは来週の京橘大との対戦のみ。高い的中数で圧倒的な差をつけて3連勝中の強敵。最後まで関大らしく戦い、最終戦を勝利で飾ってみせる。【文/写真:貴道ふみ】

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