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◇地区推薦大学大会◇12月12日◇関西大学弓道場◇

【2回戦】関大81-85日大(全96射)

2回戦敗退

昨年、31年ぶりに準優勝した王座決定戦。その代替試合である地区推薦大学大会がオンラインで開催された。関大はシードになり2回戦から登場。合計的中数で80点台を出したものの、強豪・日大にあと一歩及ばず。ここで敗退となった。

IMG_6989-scaled-e1607863569822-300x149 強豪にあと一歩及ばず、涙の敗退

初立の前立では前原俊介(化生4)、冨田涼太(シス理3)、林和輝(社4)、宮下哲也(商4)が出場した。昨年の王座決定戦で弓を引いた冨田と宮下が皆中を出し、4人の合計的中数は13中。後立は澤田達矢(経4)、中西啓(経3)、石井樹(経3)、吉田智哉(情3)が登場し順に行射を行う。落ち着いた様子で矢を放っていき14中を出した。しかし、相手の前立が14中、後立が14中を出し、リードを許してしまう。

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△前原
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△林
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△澤田

2立目では前立の落前を井上に変え挑んだが、初立と同じ13中。後立は、初立で皆中だった中西と石井が1本ずつミスしてしまう。相手が安定して15中を出し、逆転を許さない。

IMG_7148-scaled-e1607863937959-210x200 強豪にあと一歩及ばず、涙の敗退
△井上
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△冨田
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△石井
IMG_7115-scaled-e1607863877132-106x200 強豪にあと一歩及ばず、涙の敗退
△中西

最後まで集中力を切らさず的を狙い、宮下は3立ともに皆中を達成。合計的中数も高得点ではあったものの、実力者ぞろいの日大が一枚上手だった。2回戦で黒星を喫し、日本一への夢はここで途絶えた。

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△宮下
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△吉田
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試合後、「円陣で集まった時に負けを実感してしまって」と目頭を押さえた宮下。それでも、強敵に堂々と立ち向かい、4点差まで迫った。1週間後には全日本インカレの決勝戦も控える。今大会の悔しさを糧にし、次こそ全国の頂まで突き進む。【文:森本明日香/写真:上田紫央理・森本明日香】

▼宮下
「淡々と試合が進んでいって。今、円陣で集まった時に負けを実感してしまって、すごく悔しいけどそれと同時にやっと都学(=東京の大学)と肩を並べることができたのではないかと思うので、来週のインカレと、僕が引退してから関大弓道部として都学に勝ってくれたらと思っている。(皆中だったことについて)インカレ予選で足を引っ張ったので、今度こそ結果を出そうと思って。それで貢献できたけど、先週の練習試合でも調子が上がらなくてチームに不安な要素を与えてしまったのではないかと反省もしている。でも結果的に的中することができたので、来週同じことをしようと思う。(オンライン開催について)緊張感は去年と同じくらいあったが、相手の的中数も分からなかったので、試合の感覚としては変わらないけど負けを実感するのがちょっと遅くなってしまったのかなと思う。(インカレ決勝への意気込み)来週は都学を絶対倒したい」

▼津田純平主将(シス理4)
「今できることを発揮してくれたと思う。実際に弓引いてる側の人は悔しいという気持ちもあると思うし、もっとできたという気持ちもあると思うけど、見ていて、支える側の立場からしたら、今できる射をして全ての力をぶつけて試合に臨んでくれたと思う。そこは誇りに思う。目標としている数字には届いていなくて。90というのを残り1週間、目標に置いてやっていたけど9本足りなくて、各立でも15中ベースではないので、決して満足のいく数字ではない。(日大の印象は)僕が高校のときに弓道をしているときから日大が強いことは知っていたし数多くの大会で優勝しているから、やっぱり強敵だと思いながら試合に臨んだ。試合前監督もおっしゃっていたけど、同じ大学生で同じ人間だからそこは関係なく、チャレンジャーのつもりでやった。(インカレ決勝に向けては)残り1週間しかないけど、最後まで足掻けるところまで足掻いて、自分たちの数字が1本でも多く試合で出せるように。1本を削り出しそれを積み重ねることによって、その1本で勝てる試合が出てくると思うので、最後まで粘り強く今シーズンを終えられるようにしたい」

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