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◇令和2年度関西学生選手権大会3・4年生大会◇マリンテニスパーク北村◇12月12日◇

【男子1回戦】
○中西・尾向4-1鈴木・草場(滋賀大)

【男子2回戦】
● 中西・尾向3-4鏡味・西村(同大)
○林・蔦田4-0増岡・福本(兵庫県大東学舎)
○谷口・飯田4-0加藤・大西(滋賀大)

【男子3回戦】
● 林・蔦田2-4松島・高橋(大経大)
○谷口・飯田4-2西口・奥泉(天理大)
 
【男子4回戦】
○谷口・飯田4-2磯貝・内海(関学大)

【男子準々決勝】
○谷口・飯田4-1福田・畑本(大阪成蹊大)

【準決勝】
○谷口・飯田4-1村上・堀口(同大)

【決勝】
○谷口・飯田4-0上岡・三輪(同大)

【女子2回戦】
○元谷・木村 不戦勝 池井・諸星(甲南女大)
○本城・浦口4-2池畑・石橋(神松蔭大)
○竹内・中別府4-0太田・山本(兵教大)
○阿久根・古田4-1小黒・中本(関学大)

【女子3回戦】
●元谷・木村0-4梶尾・橋本(立命大)
○本城・浦口4-2緒方・宮田(桃学大)
○阿久根・古田4-0那須・小澤(桃学大)
○竹内・中別府 不戦勝 青山・安田(神松蔭大)

【女子4回戦】
●本城・浦口0-4山本・宮原(神松蔭大)
●阿久根・古田1-4仲川・寺沢(天理大)
○竹内・中別府4-0青山・安田(神松蔭大)

【女子準々決勝】
○竹内・中別府4-2山﨑・坂本(神松蔭大)

【女子準決勝】
○竹内・中別府4-3(2)山本・宮原(神松蔭大)

【女子決勝】
●竹内・中別府1-4高橋・福田(関学大)

12日に行われた3・4年大会には男子3組、女子4組の計7組が出場。1週間前に行われた1・2年大会同様、今大会でも関大が男女ともに躍動した。

はじめに登場したのは、尾向弘旭(文3)・中西諒(人3)ペア。滑り出しの悪さから1ゲーム目こそ相手に渡したが、尾向のボレーや中西のライン際を攻める好ショットでその後4ゲームを連取。1回戦を難なく突破した。続く2回戦、1ゲーム目を取られながら、ここでもその後のゲームを連続で奪う。ゲームカウントが3-1となり、尾向・中西ペアに分があると思われた。だが、隙を突くかのように相手が好プレーを見せ、徐々にペースが流れていく。それまで好調だった尾向のボレーも決まらず、このセットを落としてしまう。続く6ゲーム目ですかさず2ポイントを先制したが、流れがつかみきれずファイナルゲームへと突入した。

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このゲームも流れは相手が握っていた。相手はサーブでポイントを取れるのに対し、尾向・中西ペアはダブルフォルトからポイントを献上してしまう。それでも粘り強く戦うが、最後はネットに阻まれ8ポイント目が相手に入る。両者の意地がぶつかり合う熱戦の軍配は、相手に上がった。

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△中西
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△尾向

2回戦から登場した林良太(商4)・蔦田謙二郎(法3)ペアは、各ゲームほぼポイントを取らせない圧倒的な強さで、難なく3回戦に進出した。2回戦の勢いそのままに突破したいところだったが、林のコントロール、蔦田のスマッシュというそれぞれの持ち味が発揮できず苦戦を強いられる。中盤、相手のミスを誘い、2、3ゲーム目を取ったが、そこから再び相手先攻で試合が進む。最後は力尽き、次戦に駒を進めることはできなかった。

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△蔦田
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△林
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圧倒的な力を見せつけ、勝ち上がった飯田脩三(人4)・谷口睦(商4)組。決勝の相手は第1シードのペアだった。しかし、試合の主導権を握った2人。「谷口の後ろでのラリーがすごかった」と飯田が語るように、ベースラインぎりぎりにボールを集め、相手に強打させない。また、要所で飯田のポーチも決まり、テンポ良く3-0とする。4ゲーム目こそ何度もデュースとなったが、2人でカバーし合い戦った。4-0で勝利し、最後の大会で初めての優勝をつかみ取った。

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△飯田
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△谷口
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元谷香南(人3)・木村綾乃(人4)組の相手は、強敵・立命大の梶尾・橋本組。梶尾の鋭く力のあるストロークや、サーブで4連続失点を許すと、なかなか主導権を奪うことができずにゲームが進む。なんとか一矢報いようと、コースを狙うショットで攻めるも逆転はかなわず。ストレート負けを喫した。

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△元谷
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△木村
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第1シードの阿久根麻尋(文4)・古田麻友(人4)組。初戦から古田のボレーや、阿久根のストロークはブランクを感じさせない鋭さを見せる。古田のサービスエースも飛び出し、危なげない試合展開で2回戦までを突破する。だが3回戦、天理大の中川・寺沢組には苦戦を強いられる。古田のドロップショットや、スマッシュで点を重ねるも、相手のボレーで連続失点。ミスも重なり、まさかの敗戦となった。

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△阿久根
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△古田
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本城琴都(人3)・浦口華音(安全3)組は本城のスピンのかかったストロークと、浦口のネットプレーで2回戦、3回戦を突破。しかし、4回戦で対戦した強豪・神松蔭大のペア相手に太刀打ちできず、敗北を喫した。

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△浦口
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△本城
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数々の強敵を破り、白星を重ねた竹内湖乃実(文3)・中別府瑞希(文3)。普段は互いに違う部員とペアを組んでいるが、それを感じさせない息の合ったプレーを見せた。準決勝では先に相手に3ゲーム目を奪われるも、次のゲームをデュースの末取り返す。ゲームカウントが3-3となり、タイブレークへともつれ込むも、冷静に闘志を燃やした。相手のミスを誘うプレーでポイントを重ね、決勝進出を決めた。決勝では、関学大のペア相手に敗北するも、準優勝に輝いた。

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△竹内
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△中別府
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今年は新型コロナウイルスの影響で数多くの試合が中止に。女子主将を務める中別府は「来年の夏は試合があると信じて、体力作りを頑張っていけたら」と、今後のビジョンを語った。悲願のインカレ優勝に向け、今から準備を整える。【文・写真:中西愛、宮本晃希、遠藤菜美香】

▼阿久根

「最後だったので、お互い楽しんでやろうと思って試合に臨んだ。一応8月で引退していて。それまでもコロナで全然練習はできていなかった。引退してたけど、最後に出た感じ。結果としては腑に落ちないけど、楽しかったので良かった。最後の年が一番頑張りたかったんですけど、コロナでなくなってしまった。去年、頑張って結果を残せたので良かったんですけど、最後やりたかったなっていう気持ちもある。(後輩に向けて)いつコロナが終わるか分からなくて、大変だとは思うけど、日本一目指して頑張ってほしいと思う」

▼古田

「今日は楽しく試合ができた。悔いはないです。最後、コロナで部活することはできなかったけど、就職してもソフトテニスを続けるので、そこで頑張ろうかなと思う。(後輩に向けて)コロナに気をつけて頑張ってほしいなと思う」

▼中別府

「10月に一般の大会に出たんですけど、学生大会はこれが今年初めて。普段とペアが違うので、今年最初で最後の試合を楽しめたらいいなっていう気持ちでやっていた。今日の試合は、竹内がつないで私が決めるっていうプレーができたのですごい良かったと思う。でも、準決勝で足をつってしまって、練習不足だと感じた。例年より全然練習できてなかったので、難しかった。冬は、来年の夏は試合があると信じて、体力作りを頑張っていけたら良いなと思う。(今後に向けて)今年はインカレがなかったし、一昨年もその前の年も団体3位で終わっている。今、主将をやらせてもらっているので、私たちの代で優勝できるように頑張りたい」

▼竹内

「試合の数をこなせた訳ではなかったので、ぶっつけ本番みたいなところがあった。でも、中別府が頑張ってくれた。勝てて良かった。(今後に向けて)新しい1年生も入ってくるので、チームの底上げをして、みんなで団体戦を戦えるように頑張りたい」

▼飯田

「どっちも実家が大阪じゃないので、一緒に練習はできていない。僕は先週からしたくらい。谷口と関西で優勝したことがなかった。優勝トロフィーあげたいと思っていたので、僕も頑張った。(勝因は)谷口の後ろでのラリーがすごかった。最後優勝できて良かった。(後輩に向けて)コロナがあって、モチベーションを保つのが大変だと思うけど、それでも目標を持って、少しずつ積み重ねてください」

▼谷口

「練習はほとんどできてない。それでも、最後優勝できて良かった。終わり良ければ全て良し。(後輩に向けて)腐らず頑張ってほしい」

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