◇第6回全日本大学新人戦グループステージ第2節◇対高松大◇12月20日◇フクダ電子フィールドコートB◇
【前半】関大2-0高松大
【後半】関大0-1高松大
【試合終了】関大2-1高松大
▼スターティングメンバー
GK 安田
DF 細野、中島康、川崎、木邨
MF 藤崎、岡村、山中、鶴内
FW 西村颯、浅田
▼得点
30分 MF岡村(MF藤崎)
34分 FW浅田(MF鶴内)
58分 失点
新人戦グループステージ2戦目は、四国代表の高松大と対戦。前半からチャンスを十分に作ると、30分と34分に2点を先制する。後半も突き放したいところだったが、相手にボールを持たれる時間も長くなり失点。1点差に迫られたもののきっちり逃げ切り1勝1敗とした。

絶対に負けられない2試合目、関大は立ち上がりからチャンスを作る。MF細野真(文2)が前線にボールを入れると、FW西村颯人(経1)のクロスからMF山中亮弥(文2)がシュート。GK正面でゴールにはならなかったが、その後も中盤からボールを奪い攻撃が続いた。FW浅田彗潤(人1)がエリア内に持ち運ぶ場面や、MF岡村真波人(政策2)のラストパスにMF鶴内夢士(情2)が抜け出す場面もあったもののオフサイドなどでフィニッシュまでいけない。

ディフェンスラインでは、サイドバックに入ったDF木邨優人(政策2)が相手の攻撃に早めに対応し、エリア内に入れさせない。逆サイドのDF細野が積極的に持ち上がり、チャンスを作る。FW浅田のラストパスに抜け出したFW西村颯がシュートもするが、これもGK正面。チャンスを作ってもなかなか決めきれずにいたが、MF山中の中盤での守備などで前線でプレーする時間を作る。MF藤崎琉依(商1)が前線の空いたスペースに縦パスを入れると、フリーのMF岡村がループシュート。これが相手GKを越え、先制点となった。


先制後もDF細野とMF鶴内の右サイドでの連携で持ち上がる。エリア内からのMF山中のシュートは一度は相手GKにはじかれたが、こぼれたところをMF鶴内が拾い、最後はFW浅田。先制から4分で2ー0とした。その後はさらに積極的な攻撃を見せたが、オフサイドなどで追加点とはならない。それでも終盤ではDF中島康裕(経2)が競り勝ち、大きなピンチを作らずに2点リードで試合を折り返した。

後半は開始と同時にDF木邨に代えてDF下雅意健人(経2)を投入。突き放したい関大はFW西村颯などがシュートを放つが決めきれない。前がかりになっていたところで、相手に抜け出されそのまま失点。1点差に迫られた。


MF藤崎のパスに、代わって入ったMF前田龍大(人2)がいい形で抜け出すが、ここもオフサイド。関大の攻撃が続いたものの決定機は作れないまま。アディショナルタイムにはMF山中が力強いシュートを放ったものの、相手GKの好セーブに防がれる。試合終盤には相手に押し込まれる場面も続いたが、DF川島功奨(社2)を中心に試合を落ち着かせ、得点はさせない。1点差を守り切り、勝ち点3をつかんだ。

次の第3節なグループステージ最終戦。1勝1敗の勝ち点3で並ぶ札幌大と対戦する。個々のアピールにつなげるためにも、いい内容での勝利を目指す。【文/写真:牧野文音】
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