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◇第95回関西学生選手権大会・第57回関西女子学生選手権大会2日目◇7月24日◇丸善大阪インテックプール

昨日は決勝進出者やベスト記録の更新者を多く輩出し、勢いにのる関大水上競技部。その勢いは2日目も止まらない。1年生の萩原涼介(社1)と佐藤菜桜(社3)が3位で表彰台に立つなど、大健闘を見せた。

午後から行われた決勝種目の先陣を切ったのは200㍍自由形の横田杏圭(環都3)と横田涼乃(社2)。横田涼はスタートから積極的な泳ぎを見せ、横田杏は後半からの追い上げで順位を上げた。そして、男子の部に出場した萩原は、序盤を落ち着いた展開で進める。150㍍地点までは6位となっていたが、スパートのところで集団の選手を突き放す。ベスト記録を更新する見事な泳ぎで3位入賞を果たした。

IMG_2883-300x200 佐藤・萩原がメダル獲得!関カレ最終日に向け突き進む
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△横田杏
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△横田涼
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IMG_2940-300x200 佐藤・萩原がメダル獲得!関カレ最終日に向け突き進む
△萩原

続く種目は100㍍バタフライ。昨日の200㍍に続き、原美都紀(文3)が登場。2位以下は横一線のレース展開となるが、安定感のある泳ぎで順位をキープし5位でのフィニッシュを見せた。この日関大の個人種目で最後を飾るのは200㍍個人メドレー。佐藤は、序盤から3位の位置をキープし接戦となっても前を譲らない。最後まで粘り強い泳ぎで3位の座をつかみ取った。続く長谷川大亮(商3)は、バタフライで3位に浮上するが、一時は順位を落としてしまう。だが、得意の平泳ぎで巻き返すと、ラストの自由形でも順位をキープ。ベスト記録に迫るタイムで5位となった。

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△原
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△佐藤
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IMG_3017-300x200 佐藤・萩原がメダル獲得!関カレ最終日に向け突き進む
△長谷川

そして最終種目となる4×100㍍メドレーリレー。女子の堀あずみ(法4)がスタートから好順位を獲得すると、続く奥田凛(文3)がその勢いを生かす。そしてそのまま原と林依茉(文2)につなぎ、順位を落とすことなくフィニッシュとなった。男子も女子と同様に安定感のあるレースを披露。吉田怜生(安全2)が5位で廣本新(法1)につなぐと、城広翔(人3)と中山拓紀(文4)の上級生も意地を見せる。強度を落とすことなく泳ぎ切り、その力を見せつけた。

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△堀
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△奥田
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△林
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△吉田
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△廣本
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△城
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△中山

メダルを獲得した選手も生まれ、良い流れを迎える関大。関西インカレも残り1日となり、より一層の結果に期待がかかる。「まだ最終日に何が起こるか分からないので気は抜けない」と篠野司主将(法4)。個人競技だからこそ、チーム一丸となって関大を笑顔で包み込む。【文:宮本晃希/写真:宮本晃希・小西菜夕・松尾有咲】

▼篠野主将
「今日は、表彰台に上がる選手が出てきて満足できるレースだと思う。(個人のレースについて)今シーズン1番いいタイムでは泳ぐことができた。うれしい反面、ベストが出なかったので課題の残るレースだと思う。(現時点での結果について)男子の目標が5位、女子が4位と設定している中で、男子は5位をキープできている。女子はまだ現時点では分からないけど、昨日は5位で順位を上げられているかどうかというところ。まだ最終日に何が起こるか分からないので気は抜けない。(明日に向けて)最終日、全員で一丸となっていい形で終われるようにもう一回気を引き締めてやっていきたい」

▼萩原
「今日は200㍍自由形を泳がさせてもらって、タイム的には決勝に残ることが難しかった。予選からタイムを上げていかないと2本泳げない状況。でも、周りの先輩たちと切磋琢磨してうまく泳ぐことができたのでよかった。正直納得のいく結果ではない。でも、メダルを4回生の先輩たちに見せることができたのはよかった。(関西インカレ雰囲気は)自分は好きな雰囲気。にぎやかな感じだけど、招集所はピリついた雰囲気で集中できた。自分にとって泳ぎやすい環境だった。(今後に向けて)3番は取ることができたけど、1番2番と差は圧倒的なものがあるので、そこにどうやって追いつくかを考えて、いつか追いつけるように頑張る」

▼佐藤
「3位争いで団子状態になると思っていたので、競り勝つことにこだわって勝負をした。3位以内に入ることが目標だったのでそこはうれしい。でも、目標としていたタイムに0.01足りなかったので、悔しい気持ちもある。(関西インカレに向けて取り組んだことは)関カレが本番の試合だったので、それに向けて1カ月は試合のことだけを考えて、体の調子や気持ちの面を整えてきた。最後の50㍍でもう少しタイムを出したかったところはあるけど、全体的なレベルがまだ速い人には追いつけていないのでレベルアップしていきたい。(今後に向けて)今は調子が良くてベストタイムを出せる試合が続いているけど、これからも気持ちを切らさず、レベルが高い選手にも勝てるように頑張る」

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