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◇2021年度関西学生女子春季リーグ第6節◇対大体大◇6月6日

【前半】関大0-0大体大

【後半】関大0-3大体大

【試合終了】関大0-3大体大

IMG_1595-300x200 [なでしこ]大体大相手に悔しい3失点黒星

今節までの2試合を連勝し迎えた3試合目。格上・大体大が相手だが、勢いにのり勝利をつかみたい。試合開始直後から、MF笹部麻衣(人4)のパスにFW田中光紀(安全2)が合わせゴールをねらうが、キーパーにキャッチされる。前半14分にも、MF田中杏実(人3)のスルーパスにMF塚原碧衣(政策3)が合わせるが、相手守備にクリアされてしまった。

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△MF笹部
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△FW田中光
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△MF塚原

前半17分、相手の攻撃を守りきれずゴール右上にシュートを放たれるが、GK寺村夏海(人4)がきっちり弾き返す。相手ボールの時間が続くが、MF𠮷尾香音(社1)、MF田中杏の献身的な守備もあり得点を許さない。

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△MF𠮷尾

なんとか得点が欲しい関大。32分にも、FW田中光がボールを前に運ぶ。MF塚原のボールにFW瀧沢が反応するが、決定機とはならない。続けて左サイドからも、DF笹部が相手守備をかいくぐりつなげたボールにFW田中光を合わせるが、これもクリアされる。前半39分、FW瀧沢雪乃(人2)がドリブルで右サイドを駆け上がる。MF笹部のパスに合わせFW瀧沢が自らゴールを狙い、コーナーキックを獲得。DF中尾純菜(社2)がグラウンダーのクロスを上げるもこのチャンスを生かしきれなかった。

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△FW瀧沢
3-300x200 [なでしこ]大体大相手に悔しい3失点黒星
△DF中尾

たびたび関大の時間となるが、相手の守備にはばまれ得点にはつなげることができない。先制点は奪えなかったものの、DF南中優衣(人2)の体を張った守備や、DF真木悠花(文3)のスライディング、DF林佑里(人3)が対人戦の強さを見せ、ノースコアで前半を終えた。

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△DF南中
DF真木-300x200 [なでしこ]大体大相手に悔しい3失点黒星
△DF真木
DF林-300x200 [なでしこ]大体大相手に悔しい3失点黒星
△DF林
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交代なしで迎えた後半。FW瀧沢が前線でクロスを上げるなど、攻め寄る場面もあったが、お互いに攻めきれない時間が続く。だが、その均衡を最初に破ったのは大体大だ。自陣ゴール前で守備を崩され、GKが飛び出したところを狙われ失点。待望の先制点は相手の手に渡ってしまった。

13分にはFW成迫実咲(人4)を投入し反撃を狙う。そして14分、FW田中光がドリブルで駆け上がり、FW瀧沢、MF田中杏へとつないだボールはクリアされてしまうも、積極的な姿勢を見せた。

FW成迫-300x200 [なでしこ]大体大相手に悔しい3失点黒星
△FW成迫
MF田中杏-300x200 [なでしこ]大体大相手に悔しい3失点黒星
△MF田中杏

だが、26分にサイドからのクロスボールを入れられ、GK寺村が1度は弾いたものの、こぼれ玉を押し込まれ追加点を与えてしまう。

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△GK寺村

FW成迫や、MF塚原がクロスを上げる攻撃を見せるも得点には至れず。反撃の一手をつかみ取りたい関大なでしこだったが、39分にDFをかわされ、ゴール隅へのシュートを受けて3失点目。終盤にFW井上麻衣(社4)を投入し、一矢報いようと試みるが、相手守備を崩すことができず、無得点のまま試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

-300x200 [なでしこ]大体大相手に悔しい3失点黒星
△FW井上麻

強敵の大体大を相手に奮闘を見せるも、スコアには大きな差が生まれた。だが、ここで下を向く関大なでしこではない。「勢いは落とさずに、自分たちのしたいサッカーで勝つのが今後につながる」とDF笠原黎里花女子主将(社4)。次節は勝利をつかみ取り、目標のリーグ優勝へ向け駆け上がる。【文・写真:牧野文音・宮本晃希】

▼DF笠原女子主将
「今日の試合は、ここ2試合で連勝できていたこともあり、その勢いも大事にしていた。この試合で勝ったら、優勝を目指す上で大きな一歩になるので、絶対勝とうとみんなで話していて、けが人や、出ていない人全員で戦おうと言っていた。攻め込まれる時間が続いていて、自分たちがやってきたことをどんな状況でもやっていこうと試合前に話していたんですけど、それを実行できなかったことが苦しいところ。今はコロナの影響で、練習ができていることが当たり前ではなくて、自分自身も練習ができていない時期もあった。だから、そういう思いは忘れずに、全員で戦うことを自分がというよりチーム全員で考えていて、試合に勝った時に全員で喜べるようにやっている。(次節に向けて)今節負けてしまったけど、勢いは落とさずに、自分たちのしたいサッカーで勝つのが今後につながると思うので、こだわってやっていきたい」

▼MF笹部
「前半は展開という部分でうまくできていたと思うんですけど、後半は横につなぐことができずに、相手にパワーを持ってこられたところから失点してしまった。その部分で、関大と体大の差が出てしまったのかなと思う。自分たちがやってきた間につけたり、前を向くことができていた部分はあった。でも、技術のところでミスしてしまうところはあったし、そこを改善して、いつでもコンスタントにできる状態に持っていくことがベストだと思う。私自身足が速かったり、能力に長けているということがないので、チーム全体を引っ張っていくことを重視したい。チームとしてひとつになるためにチーム力を意識して今シーズンは取り組んでいこうと思っている。(サッカー部の創部100周年について)100周年という歴史をつないでくださった人たちにも結果という形で恩返ししないといけないし、女子チームがインカレで日本一を取るということが今の目標。それを達成することで多くの人が喜んでくれると思うので、100周年の年に結果を残すことに意識して取り組んでいく。(次節に向けて)次こそ勝たなければいけない試合なので、春季リーグ優勝を目指す上で、1戦も落とさないのと、得失点差を広げるためにも絶対に勝つ」

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