◇2021年度関西学生春季リーグ2日目◇対福井工大◇6月6日◇天理親里ホッケー場◇
[第1Q]関大0-0福井工大
[第2Q]関大0-3福井工大
[第3Q]関大0-1福井工大
[第4Q]関大0-0福井工大
[試合終了]関大0-4福井工大
今回から2部制となったリーグ戦。初戦を8-0で快勝した関大は、勢いそのままに2戦目の福井工大戦に挑んだ。公式戦初対決となる相手。勝利し、インカレ出場へ弾みをつけたかったが、攻められる時間が多く4失点を喫した。
第1クオーター(Q)、ピンチが続いたのが中盤。開始6分にボールを奪われサークル内に入られる。しかし、相手が放ったボールを、GK篠原三菜巳(社2)が足で弾き失点を免れた。それでもすぐに相手のペナルティーコーナー(PC)となり劣勢は続く。だがそこでもGK篠原がナイスセーブ。左手で確実にボールを捉えチームを守った。終盤もヒットを打たれたり2度目のPCも与えたものの、ディフェンス陣の活躍でゴールを許さず、0-0で最初のQを終えた。
先制して流れを作りたい第2Q。その思いに反して、相手が素早いドリブルで一気に攻め上がる。サークルの境界線近くから放たれたボールを誰も止めることができず、第2Q開始すぐに先制点を献上した。開始9分以降、相手の強いヒットに対するFB板倉早希(社4)のセーブや、FB山下日菜子(人1)、FB髙橋咲穂主将(情4)の堅い守備が光る。しかし、流れは完全に相手のもの。さらに2点の追加を許し、3点ビハインドで試合を折り返した。
点差を広げられ、迎えた第3Qでは攻める時間も作る。序盤、MF荒川怜菜(商4)がドリブルでサークル内へ切り込み、ゴールを狙うも得点にはつながらない。9分には至近距離でシュートを放たれ、GK篠原が足で弾くも最後はリバウンドを押し込まれた。終盤はパスがなかなか通らない状況が続き、MF山本彩花(人4)の懸命な攻撃も実らず無得点となった。
何とか得点を奪いたい最終Q。お互い一歩も引かない攻防となる。相手PCもなんとかしのぎ、攻撃機会を狙う。試合時間残り1分半で、MF竹紗弥花(文3)がディフェンスの隙を突いてゴール前へ。あとは相手キーパーをかわすのみのチャンスであったが、惜しくもゴールを捉えられない。最後まで得点を狙い走り続けるも、決め切ることができないまま試合終了となった。
2戦目で黒星となった関大ホッケー部女子。次の同大戦が、インカレ出場の望みをつなぐ大事な一戦となる。勝ちを重ね、3年ぶりにインカレへの切符をつかむ。【文:森本明日香/写真:上田紫央里】
▼髙橋主将
「基礎的なことができてないかなと思ってて、もう少し日頃言っていることが試合でできたらよかったけどできてなかったなと思います。(今後の課題は)レシーブミスですかね。やっぱり受けることが一番大切なので、レシーブミスをなくしていきたいです。攻めれた人がゼロではないので、これから攻めにつなげられるのかなと思います。(今回活躍していた人は)山本さんですね。(今後の試合に向けては)おごらず、頑張りたいと思います」
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