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◇第37回全国大学選抜大会◇6月28日◇全日本弓道連盟中央道場(至誠館第二弓道場)、明治神宮武道場至誠館弓道場

【予選】
[四ツ矢]17中(全20射)

【決勝トーナメント】
<1回戦>
関大 16ー16信州大 (全20射)

[同中競射]
7中(全10射)

[一本競射]
4中(全5射)

[一本競射]
4中(全5射)

[一本競射]
5中(全5射)

<2回戦>
関大 16ー16日大 (全20射)

[同中競射]
9中(全10射)

<準決勝>
関大 16ー15法大 (全20射)

<決勝>
関大 19ー15明大 (全20射)

関選で優勝を果たし、今年初の全国規模の大会に臨んだ関大弓道部男子。ここ数年、予選敗退という悔しい結果になっていた選抜で、高い的中率を誇り勝ち上がる。チーム一丸となって挑んだ決勝では今大会最高的中数を記録し、初優勝となった。

各地区の連盟から選ばれた計41校が出場する選抜。的中数上位16校が決勝トーナメントへと進出できる。先発メンバーは宮川匠吾(経2)、藤村尚澄(シス理3)、小林勇太(文4)、畠山拓真(商2)、多湖伝我(経4)の5人。関大は10立目に登場する。関西を制覇した実力校として、予選から多くの注目を集めた。そんな中、大前・宮川が1本目をあて関大の流れを作る。前の射手が抜いた直後も、次の選手がしっかりとあて、空気を乱すことなく試合を運んだ。最終的にチームは17中を記録。予選1位タイの的中数で決勝トーナメント進出を決めた。

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△宮川

決勝トーナメント1回戦の相手は信州大。四ツ矢で16中となり、競射に挑むことに。しかし、同中競射でも同じ的中数となり勝負は一本競射へ。なかなか決めきれない展開が続いたが、3回目で全員が的中させる。畠山は四ツ矢で1中となったが、競射では全ての矢を的に収めた。長く続いた激戦を制し、2回戦に駒を進める。

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△畠山

2回戦では日大と対峙(たいじ)。全員が初矢をあてる好スタートを切った。宮川、多湖が皆中を記録したが、1回戦に続き計16中となり同中競射へ。しかし、ここでも勝負強さを見せつける。関大は10射9中の好的中を記録。対する日本大は5中で、危なげなく準決勝進出を決めた。

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△多湖

続く準決勝では、全関東学生選手権大会で準優勝の法大と対戦した。勢いそのままに安定した行射を披露する。全員が3中以上をあて、準決勝でも16中に。相手は15中で勝利を収めた。

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△藤村

決勝の相手は明大。観客の視線が集中し、緊張感が高まる。そんな中、全員が1、2本目をあて関大の流れに。最後まで集中力を切らすことなく、今大会最高的中数となる計19中を記録。堂々とした行射で、見事初優勝を成し遂げた。

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△小林

関西制覇に続き、全国でも優勝を果たした弓道部男子。試合当日は、多くのOBが応援に駆けつけ温かい声援を送った。全員が高い的中率でつかみ取った栄冠。続くインカレ、リーグ戦でも結果を残すために。目標に向かって、次なる舞台に臨む弓道部男子から目が離せない。【文/写真:速水咲良】

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