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◇第51回西日本大学女子選手権大会◇決勝トーナメント戦◇対関福大◇6月27日◇広島県立総合体育館

[第1セット]関大22-25関福大
[第2セット]関大25-22関福大
[第3セット]関大22-25関福大
[セットカウント]●関大1-2関福大

西日本大学女子選手権大会(西カレ)2日目は、初日の予選グループ戦で勝ち抜いた55校による決勝トーナメント戦が行われた。関大はリーグで対戦経験の多い関福大と対戦。終始拮抗(きっこう)した戦いとなったが、フルセットで惜しくも敗れる。西カレは2回戦で姿を消すこととなった。

第1セットは相手の先制点から開始。序盤から相手のサーブに乱され、思うように攻撃が決まらない。サーブレシーブを返せないなど関大のミスが続き、5-10となったところで関大がタイムアウトを要求した。タイムアウト後は伊関万絢主将(まひろ=文4)、土屋美咲(情3)、後山七星(ななせ=政策2)が躍動。相手のレシーブをはじく力強いスパイクで点数を重ねた。花岡明里(商1)のブロックや森﨑美春(情2)のツーアタックでも得点し、2点差まで詰め寄るも、リードできず。第1セットを落とした。

IMG_8348-200x133 【バレーボール女子】関福大に惜敗し、西カレは2回戦で敗退
△森﨑

第2セットは1点目からサイドアウトの取り合いになる。6-5と一時はリードしていたが、相手の7連続得点で一気に差をつけられた。このセットはタイムアウトを早々に使い果たし、何とかこの状況を立て直したいところ。タイムアウト明けは、セッター対角を後山から佐藤彩音(社2)に替えて挑んだ。またも両者サイドアウトが続くも、花岡が2段トスを打ち切ったり、真ん中に切り込んだ攻撃を見せる。佐藤の後衛での守備が光り、関大らしい攻撃が徐々に生まれ始めた。相手のミスが続き同点に追いつくと、そこからは一進一退の攻防に。22-22から、江城萌那(文4)がレシーバーとしてコートイン。江城の好レシーブから伊関主将が2連続で得点し、最後は花岡のサービスエースでこのセットを締めくくった。

IMG_8354-200x133 【バレーボール女子】関福大に惜敗し、西カレは2回戦で敗退
△土屋

勝負の最終セット。負けたら西カレ敗退となるこのセットは、序盤から緊張感のある雰囲気で試合が進んだ。土屋の1枚ブロックや森﨑のトスフェイントなどで何度も会場を沸かす。中盤関大が3連続得点をしたところで、相手がタイムアウトを要求。その後は伊関主将のロールショットや花岡のコースを狙った速攻で必死に得点を重ねるも、終盤逆転を許し19-21に。粘りのバレーから佐藤や土屋がスパイクで得点するも、25点目は乱れたボールをダイレクトで打ち込まれる。第3セットを落とし、2回戦敗退となった。

IMG_8349-200x133 【バレーボール女子】関福大に惜敗し、西カレは2回戦で敗退
△山口萌々香マネージャー(商3)
IMG_8350-200x133 【バレーボール女子】関福大に惜敗し、西カレは2回戦で敗退
△花岡の得点後喜ぶ

昨年の成績を塗り替えるべく挑んだ西カレ。春季リーグ戦で2部降格が決まった格下の相手だっただけに、試合後は選手たちも悔しさを滲ませた。今季いまだタイトルを取っていない関大女バレ。次なる戦いである秋季リーグで頂点に立ち、全カレを見据えて再発進する。【文/写真:松嶋奈央】

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