◇第48回総合関関戦本戦◇対関学大(演武)◇6月15日◇関西学院大学上ケ原キャンパス柔道場
全国演武大会から3週間。伝統の一戦、関関戦が行われた。1年生は練習の成果を発揮する初めての場となる。各学年、堂々たる演武を披露し、実りのある交流の場となった。
初めに演武を披露したのは、合気道を初めて間もない1年生。吉川翔大主将(法3)と共に演武をした鈴川夏生(ビジ1)は、「受け身を取ることができて良かった」と振り返る。初めて演武を披露する場となったが、堂々たる演武を披露した。

続いて2年生の演武が行われた。杖演武や木刀演武を披露。1年間、磨き上げた技を落ち着いて見せた。


最後に3年生が演武を行った。5月末に行われた全日本演武大会から3週間。最高学年としてキレのある迫力のある演武を披露し、関関戦を締めくくった。


「関学大と流派は違うが、お互いに勉強できるいい機会になった」と吉川主将。勝敗はつかないが互いに演武を披露し合うことで深い学びにもなっただろう。関大合気道部は11月に全国演武大会を迎える。3年生はさらに磨きをかけ、悔いなく引退の日を迎えるために。1、2年生は今回の演武を通して、さらなる成長へ。道士たちの進化は、まだ止まらない。【文:木村遥太/写真:森奈津子】
▼吉川主将
「(どういった意気込みで臨んだか)1年生にとって初めての演武ということもあって、節目の機会だと思うので。関学大に見劣りせずに、勝るような演武をしようという意気込みで練習してきました。(緊張はあったか)見てる時は緊張していたけれど、演武するとなると平常心で、いつも以上のパフォーマンスができたかなと思います。(全体の演武を振り返って)関学大とは流派は違いますが、お互いに勉強できることもありました。今日、身につけたことを共有して、さらに精進していこうと思います。(今後の目標は)秋学期に、全国学生演武大会(11月29日)がありますので、より技を磨いて良い演武ができるように全員で精進してまいります」
▼鈴川
「(どのような練習をしてきたか)新しい技を取り入れたり、受け身を主将(=吉川)と一生懸命練習してきました。(緊張はしたか)なかったです。(自身の演武を振り返って)受け身をしっかり取ることができて良かったです。(今後の意気込み)関学大の皆さんとも演武ができたので、関学大の良い部分も取り入れながら稽古に励みたいと思います」
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