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◇第60回全日本学生女子王座決定戦◇決勝ラウンド◇6月15日◇つま恋リゾート彩の郷第1多目的広場

【決勝ラウンド】
[1/8イリミネーションラウンド]
●関大4―5東海大

【最終結果】
9位

予選ラウンドを6位で突破し迎えた決勝ラウンド。関大は1/8イリミネーションラウンドから出場し、予選ラウンド11位の東海大と対戦した。1、2セットを続けて取り、勝利まであと一歩に迫る。しかし、3、4セットを連取され、試合は相手ペースに。逆転負けを喫し、今年も王座で1勝を挙げることはできなかった。

予選ラウンドを6位で終え、1/8イリミネーションラウンドからの試合となった関大。1/16予選ラウンドで22位の東海大を破った新潟大と対戦した。ここで勝てば、昨年王者の近大との対戦に。また、4年ぶりのベスト8入りを懸け、負けられない一戦が幕を開けた。予選ラウンドチーム内上位3人の山田梨乃(環都4)、松田和瑚(文4)、仲田聖(社2)が臨む。第1セットは1点差で2点を先取。幸先の良いスタートを切った。続く第2セットでも、安定した行射で取り切る。4-0となり、あと1セットを同点以上取ると勝利が確定する。このまま勝ち切るかと思われたが、波乱の展開に。第3セット3立目の仲田が2射目で点数を落とし、このセットを献上する。続く第4セットは、相手が驚異の高的中で同点に。第4セットで勝負がつかずシュートオフ(1人1射で勝敗が決定する)に突入した。山田、松田が9点を射抜き、2射終了時点で1点差に。3射目を任された仲田は点数を伸ばすことができず。勝利まであと1歩に迫っただけに、悔しい結果で幕を閉じた。

S__20226079-200x127 【アーチェリー女子】ベスト8届かず苦い王座に
△松田
S__20226056-200x133 【アーチェリー女子】ベスト8届かず苦い王座に
△山田
S__20226055-200x133 【アーチェリー女子】ベスト8届かず苦い王座に
△仲田
IMG_4206-200x133 【アーチェリー女子】ベスト8届かず苦い王座に
△応援メンバーたち

今年も王座での1勝には届かなかった関大。全国で勝ち切ることの難しさを思い知らされた。ここからはおのおのの実力、努力が試される個人戦に突入する。個人でレベルアップを遂げ、チーム力の底上げへ。まずは8月に行われる関西学生ターゲット選手権大会で実力を示す。【文/写真:木村遥太】

▼仲田
「(1、2セットは取ることができた)自分たちの流れで進めることができて良かったです。(3、4セットを取られて)相手が高い点数を出して、取られてしまったという感じです。(シュートオフで意識したことは)最終的に自分が一番ミスしてしまったけれど、風が吹いていたので、強く引いてうつことは意識しました。(王座で1勝することの難しさをどう感じているか)勝たないといけないという気持ちより絶対勝つ気持ちで、初戦から足元をすくわれないようにするのが大事だと思います。(個人戦に向けて)U-21のナショナルチームの選考会に出ることが大きな目標です。全日本には持ち点でおそらく出ることができると思うので、個人でも結果を残して、チームの意識を高めていけるようにしたいです」

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