◇第48回総合関関戦◇対関学大◇6月14・15日◇関西学院大学弓道場
[男子の部]
○関大134-110関学大(全160射)
[女子の部]
●関大57-61関学大(全80射)
[新人の部]
●関大53-56関学大(全72射)
[最終結果]
●関大1-2
昨年は敗北を喫し、3連覇を逃した伝統の関関戦。雪辱を果たすべく試合に臨んだ。弓道は2日間に分けて行われ、男子、女子、新人の3つの部の総合結果で勝敗を決める。初日の男子の部では、20中以上の差をつけ勝利。しかし、2日目の女子の部、新人の部で連敗となり、勝利とはならなかった。
1日目は男子の部が行われた。先立は宮川匠吾(経2)、畑中雄晴(法2)、畠山拓真(商2)、福岡亮汰(シス理3)。後立は伊東響(人1)、大路晴太(シス理1)、藤村尚澄(シス理3)、多湖伝我(経4)で構成される。初立から宮川、畑中、藤村、多湖が皆中を記録し、チームは27中。関学大にいきなり7中差をつける好スタートを切った。
続く2立目は、宮川、伊東、多湖が皆中。相手は計23中で、関大は再び的中数を上回り差を広げた。

3立目でも安定した行射を披露。関学大はここで的中を落とし、計19中となる。対する関大は計28中で、相手を大きく突き放した。
4立目では、福岡に代わり、吉村匡由(人3)がリリーフで出場する。前立は宮川が皆中し12中、後立では16射16中を達成。圧倒的な的中率を収めた。
これまでの立で流れをつかんだ関大は最終立でも計26中と好的中。個人では、宮川、多湖が20射19中でチームに大きく貢献した。24中の差をつけ、男子の部は圧勝を収めた。
2日目の午前に行われた女子の部。先発メンバーは村上叶和(社1)、間苧谷菜生(商3)、吉田凛音(社2)、小田桐朱璃(商4)だ。間苧谷が皆中するも、調子が出ず10中。関学大は14中と、差をつけられるスタートとなった。
続く2立目でも振るわず9中。再び相手の的中数を上回ることはできず、差は開く。
3立目は村上に代わり山口侑香(社3)、吉田に代わり鈴木聖菜(経3)を投入した。山口、鈴木、小田桐が皆中。16射15中の高的中数を披露し差を縮めた。

4立目も小田桐の皆中で引っ張るが、チームは10中と伸び悩む。最終立では相手を1中上回る的中を出すも、ここまでに開いた差は覆せない。女子の部は黒星となった。

1勝1敗で迎えた新人の部。3立で勝負が決まる大一番だ。宮川、大路、伊東、村上、畑中、福岡の6人で構成される。初立は宮川、村上、福岡が皆中し、チームは20中と好的中となったが関学大も同じ的中数に。
2立目は福岡が1立目に続き皆中を記録したのに加え、伊東、畑中も4本全てを的に収める。しかし、チームとして的中数を伸ばすことはできず、計15中に。関学大に1リードを許してしまった。
迎えた最終立は大路に代わり、謙伊織(シス理4)をリリーフとして投入。計18中を記録したものの、関学大が再び20中を記録する。あと一歩及ばず、新人の部も黒星となった。

女子の部は4中、新人の部は3中及ばず、2日目は連敗。最終結果では黒星となり、1勝を持ち帰ることはできなかった。リーグ戦ではリベンジを果たしてみせる。【文/写真:吉野日菜多、速水咲良】
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