◇第48回総合関関戦◇対関学大◇6月15日◇関西学院大学上ケ原キャンパス総合体育館小フロア
●川井0-1
○山田2-0
●松木0-2
○前川1-0
△森0-0
△加島1-1
○兼田2-1
●橋本0-2
○下田竜2-0
●山内0-2
●下田治0-2
○金田2-0
●藤井0-2
●前田0-1
△河合0-0
△大前0-0
△秦0-0
△内村0-0
●梅田0-1
○寺前1-0
関大 6ー8関学大
男女が一つのチームとなり、20人の立ち合いが立て続けに行われる伝統の総合関関戦。女子5名、男子15名が出場する。おととし、昨年で2連敗を喫している関大剣道部。リベンジを誓い試合に臨んだ。序盤は黒星を喫せば、次戦で白星を挙げる接戦。にらみ合う時間が続き、勝負がつかないことも。しかし、強豪・関学大にあと1歩及ばず、6-8で敗北となった。
先に女子が登場する。初戦は黒星となったものの、続いて登場した山田琉々乃(人2)が立て続けに面を決め、一瞬で試合を終わらせた。松木捺葉(情2)は立て続けに面をくらい、2本負け。巻き返しを狙い、前川瑞稀(商3)が登場する。相手の竹刀をはらいのけ、一瞬の隙を突いて面を決めた。女子で最後に登場したのは森文那(人3)。攻め合う時間が続いたものの、1本を決めることはできず引き分けに。女子終了時点で関大は2勝2敗1分となった。

続いて行われた男子。最初に登場したのは加島天斗(人4)だ。先に面を決められたが、すぐさま取り返す。集中力を切らすことなく引き分けとなった。その後も取っては取られる試合展開に。下田治輝(経2)は果敢に攻めたが小手を決められ2本負け。前田悠斗(商2)は開始直後に面を決められる。その後は自分のペースで試合を進めるも、時間切れとなり黒星となった。連敗が続いてしまったが、逆転を誓い試合は後半戦へ。


河合碧海(社2)、大前龍海(社3)、秦知生(社4)、内村元(環都4)が続けて引き分けとなり、関大の勝敗は梅田健太(社4)と寺前俊佑主将(人4)に託された。ここで2連勝となれば引き分けで終えることになる。梅田は開始から相手を打ち合いになり、面を決められてしまう。その後はペースをつかみ均衡した展開となったが、あと1歩及ばず。それでも続いて登場した寺前主将は冷静に小手を決め、大将戦を勝利で締めくくった。

勝利とはならなかったものの、熱い戦いを見せた。今月末に控えている全日本。全国の舞台での戦いに備え、日々の鍛錬に励む。【文/写真:速水咲良】
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