◇第48回総合関関戦◇対関学大◇6月15日◇関西学院大学総合体育館大フロア
[前半終了]関大13ー15関学大
[後半終了]関大14ー24関学大
[試合終了]関大27ー39関学大
春季リーグ戦では白星を勝ち取った相手、関学大。序盤は激しい点の取り合いを繰り広げた。しかし、相手の勢いにのまれ、徐々に引き離されていく。後半でもさらに点差をつけられ敗北。春季リーグ戦に続けて勝負をものにしたかったが、因縁の相手には大きく届かなかった。
松本一徳(かずのり=経2)のシュートで関大が先制点を奪いスタートを切る。岡村恭佑(社1)、林航琉(経3)を中心に激しい攻撃を展開。だが、相手のディフェンスも堅く、思うようにゴールを挙げることはできない。それでも岸京佐(情3)が相手ディフェンスを突破しシュート。林が倒れ込みながら放ったシュートで4得点目を挙げた後、関大の勢いは徐々に低下する。GK田中星矢(人4)の好セーブで相手の得点を防ぐが、関大の攻撃も何度も相手GKに阻まれた。前半15分、関大のパスがカットされ相手に一気に攻め込まれる状況に。それでもGK田中が意地を見せゴールを守り切った。しかしその直後、相手に7㍍スローを与えてしまい得点を献上。そこから関大はなかなか得点できない時間が流れ、4点差をつけられたところでタイムアウトを要求した。

明けるとすぐに林が2連取を果たす。このまま流れを引き寄せたかったが、相手の勢いには及ばない。素早いパス回しで相手を乱そうとするもカットされ、シュートを阻止され続ける。しかし同26分、松本が中井雄大(商4)のアシストでループシュートを決めると、関大が相手に詰め寄る猛攻を見せた。三木麟童(法4)が2連取。最後には林がシュートを打つ勢いで、反対側に位置する鬼頭奏(安全3)にラストパスを送り決め切る。2点ビハインドで前半を終えた。

後半に逆転を目指し、岡村、林が軸となり得点を重ねていく。しかし、相手の勢いは止まることなく、みるみるうちに点差を引き離されていった。連携がうまく取れずパスミスが目立つように。相手に何度も隙を与えてしまう。後半では関大が2度タイムアウトを要求。それでも相手の流れを断ち切ることはできない。ゴールコーナーを狙ったシュートに苦戦を強いられ、10点以上の差をつけられる。間島魁琉(文1)が力強いシュートを決め、上田蒼(商4)がエンプティゴールを成功させるなど、粘りを見せるも大きな点差がついたまま試合終了。白星を挙げることはかなわなかった。

8月に控える西カレでは、万全な状態を目指して。春季リーグ戦、そしてこの宿敵との戦いで得た課題を克服すべく、チーム一丸となって鍛錬を積む。【文:吉野日菜多/写真:西村果凜、松浦翼、吉野日菜多】

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