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◇2025年度関西学生春季リーグ戦◇対合同チーム◇6月15日◇グリーンランドみずほホッケー場

[第1Q]関大0-0合同チーム
[第2Q]関大0-0合同チーム
[第3Q]関大0-0合同チーム
[第4Q]関大0-0合同チーム
[SO戦]関大2-4合同チーム
[試合終了]●関大0(2ー4)0合同チーム

春季リーグ最終節。関大は京大・大体大合同チームと対戦した。5月に行われた同チームとの試合に敗れている関大。リベンジを懸けた試合が始まった。第1クオーター(Q)から相手ゴールに襲い掛かる。第3Qには4度のペナルティーコーナー(PC)を獲得。しかし、得点にはつながらず両者無得点のまま試合はSO戦へと突入した。勝ち切りたい関大だったが、2度も相手GKの好セーブにゴールを阻まれ敗戦となった。

雨が降りしきる中、試合が開始した。第1Q6分、相手にファーストシュートを打たれる。シュートが枠を捉えられず難を逃れたものの、不穏な立ち上がりに。しかし、同9分に関大がチャンスを演出。FB齋藤奈津美(社2)からFW野口奈央主将(人4)へとパスをつなぐ。FW野口主将がサークル内に鋭いボールを供給。MF岡林亜美(つぐみ=人4)が飛び込むが惜しくも合わず。得点とはならなかったが、大きな見せ場を作った。その後も中央での攻防が続き両者無得点のまま、第1Qが終了。試合は第2Qへと移った。

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△FW野口主将

第2Q5分、大きなピンチを迎える。左サイドからサークル内への侵入を許しシュートを被弾。しかし、これをMF徳田琳(社2)がブロックし失点を防いだ。同8分、高い位置でFB髙杉美羽(情3)がボールを奪い、カウンター。最後はMF岡林がシュートを放つも、GKに止められてしまった。直後の同9分、FW野口主将が個人技を見せ、サークル内へ。シュートを放ったがこれも得点とはならない。その後も幾度となくシュートチャンスを作るが得点には至らず、前半が終了した。

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△FB髙杉

何とか1点が欲しい第3Q。関大がさらに攻勢を強める展開となる。第3Q10分に右サイドを打開しサークル内に侵入。相手が反則を犯し、この試合最初のPCを獲得した。FW野口主将がシュートを放つもGKの右手に阻まれる。しかし、こぼれ球の争いで相手の反則が取られ、2度目のPCを獲得した。ここもFW野口主将がシュートを放ったが、GKの正面で止められてしまう。こぼれたボールを保持し、もう1度攻撃を再開。すると、またしてもサークル内で相手の反則を誘い短時間で3つ目のPCを獲得した。3回目のPCでもFW野口主将がシュート。ボールはゴールの右へと逸れ、先制点のチャンスを逃した。同13分にもPCのチャンスを得るが決められず。無得点のまま最終第4Qへと進んだ。

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△MF徳田

第4Qは5分に大チャンスが訪れる。右サイドのセットプレーの流れから、FB齋藤がシュート。GKにセーブされたが、ボールがゴール前にこぼれた。これにFW別所南空(社4)とFW山根奈菜子(社4)が詰めたが押し込めず。同7分には、サークル内で反則を取られ相手にPCを献上。シュートを打たれるが、GK今尾一葉(文1)が右足でセーブした。同8分にも相手にサークル内への侵入を許したが、FB齋藤が体を張ってセーブ。決死のディフェンスでゴールを割らせない。最後まで攻めの姿勢を崩さなかった関大だが、先制点が奪えないまま第4Q終了のホーンが鳴り響いた。

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△FB齋藤

SO戦は1本目をFB髙杉、2本目をMF徳田が成功。守備でもGK今尾が相手の4人目をセーブする。しかし、関大は3・4本目を決められず惜しくも敗戦となった。

この結果を受け、春季リーグ最下位が確定。序盤に課題として挙げられていた得点力の低さに泣かされる結果となった。GK今尾やFB齋藤らを中心に堅守が目立った春季リーグだけに、1点が遠く悔しい敗戦が目立つ。秋季リーグでは課題の得点力を強化し、笑顔で1部昇格を決めたいところだ。【文:井原郷志/写真:岩口奎心】

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