◇第56回関西リーグDivision1◇対アルテリーヴォ和歌山◇4月11日◇五色台運動公園メイングラウンド◇
【前半】関大0−2アルテリーヴォ和歌山
【後半】関大0−0アルテリーヴォ和歌山
【試合終了】関大0−2アルテリーヴォ和歌山
TOPのリーグ初戦が行われたこの日、関大FC2008も同じ時間に初陣を迎えた。リーグ初戦で勝ち星をつかみたい関大だが、序盤から相手ペースに持ち込まれ前半で2失点。後半に立て直し、関大の時間をつくったものの、点を返すことはできず0-2で敗れた。
![IMG_0421-300x200 [FC2008]リーグ初戦はセットプレーから2失点](https://kanspo.jp/wp-content/uploads/2021/04/IMG_0421-300x200.jpg)
2年ぶりに行われた前期リーグ。会場には観戦する人の姿も少しずつ戻った。そして迎えたリーグ初戦。試合開始直後から相手が攻撃に出た。3分にはいきなり左サイドを崩され、ボールをこぼした隙をつかれシュートまで持ち込まれる。なんとか枠外に外れ、前半早々での失点とはならなかった。立て続けに、関大守備の間を相手のパスが通りゴール前まで運ばれるが、これもゴールポストに弾かれる。14分にもサイドを崩され、クロスボールを上げられるが、DF黒田翔太(社2)が体を張ったプレーでパスを通させない。だが、コーナーキック(CK)に持ち込まれ、頭で合わせられ先制点を奪われる。前半30分にもCKからヘディングシュートで追加点を奪われる。
2点差をつけられ、点を返そうと奮起。失点直後に相手からボールを奪うとFW河岡輝星(経2)にパスが通り、ゴールを狙うがオフサイドに。中盤で激しいボールの奪い合いが展開され、MF土屋亮太(シス理4)が球際での競り合いに勝ち攻撃につなげるも相手に押し出されCKとなる。これは頭で弾かれ得点には至らず。DF久保田智也(人3)や、DF三輪田竜生(社4)の守備でそれ以上の追加点は与えない。MF大出悠介(社4)やMF土屋、DF辻本壮一(社4)らがパスを回し関大の時間をつくった場面もあったが、前半を通して相手のペースを崩すことはできなかった。
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なんとか流れに乗り点を返したい関大。後半12分、FW糸井岬(安全4)が中盤でボールを奪うとMF大山宣明(安全2)がドリブルで前線へ運ぶ。相手をかわしMF山崎泰地(商2)パスをつなぎチャンスを演出した。20分にもMF大山が相手をかわし、FW河岡につなぐ。フェイントで守備を振り切りゴールを狙うが、これはゴールキーパーにキャッチされる。MF林田幸樹(人4)がボールを奪いFW糸井がドリブルから攻撃に出る場面や、FW河岡の積極的なプレーもあったが、相手の守備に阻まれ、なかなかラストプレーまで持ち込めない。
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![892-300x200 [FC2008]リーグ初戦はセットプレーから2失点](https://kanspo.jp/wp-content/uploads/2021/04/892-300x200.jpg)
![40-300x200 [FC2008]リーグ初戦はセットプレーから2失点](https://kanspo.jp/wp-content/uploads/2021/04/40-300x200.jpg)
40分、途中出場のFW今田黎玖(人4)が左サイドを抜け出しゴールに迫るが、これも守備に阻まれる。それでも攻撃の姿勢を貫いた。アディショナルタイムにはFW糸井からパスを受けたMF金原航大(経2)がドリブルで切り込み、CKを獲得。キッカー金原のボールは相手選手ヘディングで返される。こぼれ球からMF松本魁人(人4)がシュートを放つがこれは枠外に外れた。後半は何度か攻撃のチャンスを作ったが得点にはつながらず、得点のないまま試合を終えた。
![84-300x200 [FC2008]リーグ初戦はセットプレーから2失点](https://kanspo.jp/wp-content/uploads/2021/04/84-300x200.jpg)
![122-300x200 [FC2008]リーグ初戦はセットプレーから2失点](https://kanspo.jp/wp-content/uploads/2021/04/122-300x200.jpg)
![192-300x200 [FC2008]リーグ初戦はセットプレーから2失点](https://kanspo.jp/wp-content/uploads/2021/04/192-300x200.jpg)
![-300x200 [FC2008]リーグ初戦はセットプレーから2失点](https://kanspo.jp/wp-content/uploads/2021/04/試合後お辞儀-300x200.jpg)
次節には関大OBで構成された関大FC2010と対戦する。今シーズン一度勝利した相手だが、再び勝利をつかみとり勝ち点3につなげたい。【文:牧野文音/写真:木原綺音】
▼後藤亮太コーチ
「(初戦に向けて)練習としては、ボールを早く動かそうというのを意識してやりました。プレッシャーがかかってくるのに対して自分たちが焦ってプレーが落ち着かないところがあったのでそういったところを練習してきた。(敗因は)相手が高い選手に対してゾーンでマッチアップした時、相手に分があった。そこは早めに修正したら良かったと思う。相手が中を締め切っていたが、それでも中をついていけた。外にワンタッチでクロスとかを入れられれば良かったと思うが、そこは上手くいかなかった。(去年のチームとの違い)全てにおいて弱い。気持ち、チーム力、4年生の意識、プレーの質、全てにおいて今年は低い。2、3週間前から言っているので、何をやっているんだろうと思う。(次節に向けて)まずは4年生の意識だと思う。必死さがないし、サッカーができて当たり前みたいな感覚でサッカーしている。見ていても、やばいなと思う。ほんとに意識の部分だと思う」
▼DF三輪田
「先週の天皇杯予選は大学のトップチームと対戦して、セットプレーで1失点してしまって、後藤コーチから集合の後に喝を入れられた。今週1週間、いいチームの雰囲気を作ろう、もっと切磋琢磨していける雰囲気を作ろうと、先週よりもいい雰囲気で練習をしてきた。今日は初戦というのもあって、絶対勝つぞという気持ちでやっていたが、結果が結局セットプレーで2発やられてしまい、結局先週の二の舞になってしまった。ここから見直して1から積み上げていくしかない。(セットプレーでの失点の要因)昨シーズンまでは、セットプレーはマンマークで守っていたが今年からゾーンになった。一人一人が遠慮してボールを見てしまったのが敗因で、もっと自分たちで絶対にボールを触ってやるという気持ちでやらなければならない。(次節に向けて)短い時間しかないが、最高の準備をして絶対勝てるようにしたい」
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