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◇第48回総合関関戦◇対関学大◇6月11日◇関西学院大学総合体育館

[第1Q]関大15-22関学大
[第2Q]関大14-19関学大
[第3Q]関大15-25関学大
[第4Q]関大16-18関学大
[試合終了]●関大60-84関学大

男女の得失点差で勝敗が決まるバスケットボール部の総合関関戦。先に行われた女バスは弾みをつけるべく、今春の関西王者に挑んだ。第1クオーター(Q)序盤は一進一退の接戦に。一時はリードするも、連続失点で7点差をつけられてしまった。その後も徐々に点差を離され、追い上げることができず。白星を挙げることはできなかったが、1部の強豪を相手に健闘を見せた。

20250613_221341-200x133 【バスケットボール女子】関関戦は敗北も、実りある試合に
△歓喜の声を上げる

互いに応援団や観客から大きな声援が飛ぶ中、試合がスタート。先制点を相手に献上し、その後も安定して得点を重ねられてしまう。5点差がついたところで関大がタイムアウトを要求。再開後には新島怜侑(りょう=社4)から西梨花(政策2)へとつなぎ、スリーポイントシュートを決めた。さらに川崎真子(人3)がドライブでゴール下に切り込み、レイアップで得点。この試合初めてリードを奪い、関大側からは大きな歓声が上がった。しかしフリースローを与えてしまい、そこから4連続得点を許す。それでも西のシュートなどで食らいつき、7点ビハインドで最初のQを終えた。

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△川崎

関大ボールで始まった第2Q。川崎が再びレイアップを沈め、先制に成功した。その後も石井花那(文3)や立岡春咲(はるき=文1)のシュートが決まり、点差を詰めていく。しかし、その後は高さのあるディフェンスに阻まれ、思うように得点できない。その間に4連続で失点し、徐々に相手のペースにのまれてしまう。それでも終盤には石井、西のスリーポイントシュートが決まり、後半へつないだ。

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△西

応援団バトン・チアリーダー部によるハーフタイムパフォーマンスを挟み、迎えた第3Q。開始後は互いに得点するも、徐々に相手のペースに。ゴール下で粘りを見せられ、何度もシュートにつなげられる。1年生も多くコートに立ってシュートを決めるも、勢いづいた相手を止めることはできない。44-66と大きく点差を離され、試合は最終Qへ。

20250613_221411-200x133 【バスケットボール女子】関関戦は敗北も、実りある試合に
△新島

第4Qは新島のスリーポイントシュートでスタート。ルーズボールにも食らいついてパスをつなぎ、何度もゴールに迫る。しかしオフェンスリバウンドや速さのある攻撃に苦しめられ、差は引き離されるばかり。残り約5分となったところで関大が再びタイムアウトを要求した。タイムアウト明けには3連続でシュートを沈めたが、前半で開いた差を覆すことはできず。20点以上の差をつけられ、総合関関戦は黒星となった。

20250613_221349-200x133 【バスケットボール女子】関関戦は敗北も、実りある試合に
△石井

関西王者から勝利をつかむことはできず。それでも序盤は互角の戦いを演じ、チームとして力をつけていることは確かだ。西カレでも1部校を相手に4点差の接戦を繰り広げるなど、強豪とも戦えるチームへ進化している。これまでの戦いで得たものを糧に、今年こそ『1部昇格』へ。目標を現実へ変える時は、着実に迫っている。【文:中吉由奈/写真:中吉由奈、井藤佳奈】

▼新島
「(試合を振り返って)四私大戦でもやった相手で。1部と試合をできる機会も少ないのでいろんな準備をしてきました。西カレの立命大戦の時も結構通用する部分が多かった試合で、立命大戦がすごく自信につながったので、今回はみんな初めから自信を持ってプレーできたと思います。コンタクトの部分でも強くなっていた部分があったので、リーグ戦に向けてしっかり整えていきたいなと思います。(1部校と戦う中で感じた手応えは)今年になってチーム一丸となって戦えている部分があって。1部に対しても、怖がらずに攻めて挑戦し続ける心はみんながあると思うので、そこは新チームになった中でいいところだと思います。(今のチームの雰囲気)雰囲気はめっちゃいいと思います。1年生が13人、その中でマネージャーも4人入ってきてくれて、チームがいい状態で回っています。1年生の影響力もすごくあるなと感じていて、練習でもチャレンジしてくれる部分があるので、そこは上級生もしっかり頑張らないといけないなと感じています。(3カ月後のリーグ戦に向けて)チームとしてやることや徹底することは決まってきているので、夏の遠征でそこを確立させていきたいです。リーグ戦では全員が自信を持ってプレーして、『2部優勝、1部昇格』を目指して、2部も全勝できるように頑張っていきたいなと思います」

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