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◇2025年度第78回関西学生リーグ戦第3週◇対芦屋大◇6月8日◇関西大学凱風館

[Mn級]●塚田大凱(たいが=社1) 判定
[F級]●W.O.
[B級]● W.O.
[Fe級]● W.O.
[L級]◯渡辺亮太(政策4) RSC-I
[LW級]◯沖田義貫(人1) 判定
[W級]◯山田幸多(人2) W.O.
[LM級]●W.O.
[M級]◯山田崇伍(そうご=商2) W.O.

●関大4-5芦屋大

今シーズンいまだ勝ちのない関大。山田幸と山田崇はW.O.で勝利を挙げた状態で芦屋大と相まみえた。塚田は判定負けを喫するも、渡辺と沖田は強さを発揮。出場者の関係から惜しくも敗戦となったものの、自信をつける内容となった。

ミニマム(Mn)級に登場したのは塚田。1ラウンド(R)序盤から相手の攻撃に苦しむも、左フックでボディを突く。しかし、2分以降は左ストレートを中心に浴び、苦しい展開となった。

2Rは序盤からジャブを打ち、タイミングをうかがう。54秒、相手が左ストレートから右フックを塚田のボディに。苦しい展開が続くも以降は立ち直る。しかし2分33秒、ホールドの注意を重ねた塚田は、反則の判定を受け不利な展開となった。

勝負の3Rは序盤から激しい展開に。塚田はフックで何度もボディを突く。しかし、中盤からは相手のペースとなった。1分28秒に左フックを顔面に食らうと、1分53秒には右フック、2分18秒にも左フックを喰らい防戦一方に。有効打を浴びた塚田は悔しい判定負けを喫した。

IMG_8700-200x133 【ボクシング】芦屋大に敗戦 沖田は3戦3勝と躍動!
△塚田

続くライト(L)級には渡辺が登場。1R20秒にいきなり右フックを顔面に食らう立ち上がりに。以降は互いにけん制し合う展開を繰り広げた。会場内に煽る野次が飛び交う中、相手のパンチを交わし、笑みを浮かべるほど余裕をもった試合を続ける。

2Rに試合が動く。けん制を続けるなか、リングコーナーに追い込むと、相手選手と交差。リングに強く体をたたきつけた相手選手は、左肩を脱臼し試合続行不可能に。渡辺はRSC-I勝利となった。

IMG_8701-200x133 【ボクシング】芦屋大に敗戦 沖田は3戦3勝と躍動!
△渡辺

最後に登場したのはライトウェルター(LW)級の沖田。持ち味の左フックを中心に、1Rから積極的に攻める。距離を詰めながら相手をうかがうと、1分45秒に左フックからコンビネーションを相手選手の顔面に。2分23秒にもコンビネーションを浴びせ、試合の主導権を握った。

2Rはジャブを打ちながら相手をうかがう。20秒には左ストレート、1分57秒には左ストレートからコンビネーションを顔面に合わせた。2分13秒には相手の右フックを交わす余裕も。試合の主導権を握った。

最終3Rは左フックを中心に顔を捉える。しかし1分22秒、リングコーナーあたりで相手選手と頭部を接触。額の当たりを痛め沖田がアピールすると、ダウンの判定に。しかし沖田は動じず、10カウント後も相手選手を押し込む。決定的な有効打を浴びない余裕を持った試合運びを見せ、判定勝ちを収めた。

IMG_8702-200x133 【ボクシング】芦屋大に敗戦 沖田は3戦3勝と躍動!
△沖田

次戦は龍谷大で大商大と相まみえる。強敵相手に、1勝を持ち帰りたいところだ。【文:上田峻輔/写真:石川玲奈、上田峻輔】

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