◇第27回日本学生選抜選手権大会2日目◇6月7日◇能勢町ライフル射撃場
[10mAR男子立射60発競技]
第2射群11位 山田 611.4点
第2射群13位 松浦 610.2点
[50mSBライフル女子三姿勢]
第2射群8位 旭 559点
第2射群10位 平野 557点
第2射群17位 西東 541点
初日を良い結果で終えた関大射撃部。2日目は、10mAR男子立射60発競技と50mSBライフル女子三姿勢が行われた。山田崇太(文3)、松浦悠斗主将(法4)は、決して低くない点数ではあったが、ファイナル出場のボーダーラインを超えることができない。50mSBライフル女子三姿勢には3選手が出場したがファイナル進出には届かず。出場選手全員が予選で姿を消した。
2日目最初に行われたのは、10mAR男子立射60発競技。山田と松浦主将が挑んだ。山田は1シリーズ目で101.0点を記録。勢いに乗り2シリーズ目では104.5点と、1シリーズ目と比べて3.5点向上する。このまま高得点を維持するかと思われたが、3シリーズ目で点数が下がってしまった。中盤にかけて点数を維持できずに迎えた6シリーズ目。57射目を除く9射で10点以上をマークする。6シリーズ目は105.1点。トータル611.4点と決して低い点数ではなかったが、ファイナル進出ボーダーである619.6点に届かなかった。松浦主将は、1シリーズ目で102.9点をマークすると、3シリーズ目まで大きく点数は変わらず、安定した射撃を見せる。4エンド目以降は100点台をキープするも、少し点数が落ちた。6シリーズ目では100点を下回り点数を伸ばすことができず。ファイナル進出とはならなかった。


50mSBライフル三姿勢には旭夏希(経4)、平野佳那(人2)、西東咲葵(さき=社1)が出場。西東は膝射での20発で170点と、点数を伸ばすことができない。続く伏射、立射では全てのシリーズで90点台をマークする。トータル541点でファイナル進出には届かなかったが、全国の舞台で経験を積んだ。平野は、膝射の1、2シリーズ目は90点台と安定した実力を発揮。続く伏射では、1、2シリーズ目ともに高的中を見せる。合計191点にまとめた。最後の立射では、1シリーズ目は98点をたたき出したが、2シリーズ目で点数が下がる。トータル557点で、ファイナル進出のボーダーラインとなる565点にはわずかに届かなかった。旭は膝射で大きく点数を伸ばすことができず170点台に。良いスタートダッシュこそ切れなかったが、伏射、立射では各シリーズで90点台を維持する。トータル559点で本戦での敗退となった。



各種目で奮闘を見せるも、ファイナル進出には届かなかった2日目。明日は10mAR女子立射60発競技と50mSBライフル三姿勢60発競技が行われる。全国の舞台で名を残すため、一射に集中を込める。【文/写真:木村遥太】
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