◇第94回日本学生対校選手権大会1日目◇6月5日◇岡山県総合グラウンド陸上競技場
[男子100㍍予選]
アブラハム 3組2着 10.671 準決勝進出
[男子400㍍予選]
谷野 1組1着 46.52 準決勝進出
堀田 3組4着 46.66 準決勝進出
[女子1500㍍予選]
原 DNS
[男子1500㍍予選]
谷村 DNS
森玉 2組6着 3:46.95
[女子4×100㍍R予選]
1組6着 関西大学 47.82
[男子4×100㍍R予選]
1組5着 関西大学 39.23
[女子10000㍍決勝]
8着 前田 33.46.50
24着 有田 34:53.13
東京世界陸上が9月に行われるため、例年より早い時期で行われることになった日本学生対校選手権(日本インカレ)。初日は各競技の予選、女子10000㍍決勝が行われた。
関大勢の初陣となった男子100㍍予選にはアブラハム光オシナチ(人1)が出場。スタートから勢い良く飛び出す。組トップを走る選手を追い、順位を落とさずゴール。100分の1秒差で1組2着に入り、準決勝進出を決めた。
男子400㍍予選には谷野野佑成(人2)と堀田陽樹(人1)が出場。8レーンからスタートした谷野は序盤から先頭争いを繰り広げた。最も外側を走る9レーンの選手にも追いつく勢いで走り、第3コーナーを回ったところで先頭に立つ。そのまま首位を譲らず組1位で準決勝進出を決めた。3組に出場した堀田陽樹(情2)は9レーンからスタート。序盤はスタートダッシュを決め、高順位で試合を進める。しかし、残り200㍍を過ぎると少しずつ順位を落とすことに。4着でのゴールとなったが、タイムでの準決勝進出を果たした。


男子1500㍍には森玉風雅(社3)が出場。序盤は集団後方に位置する。大きくレースが動いたのは700㍍過ぎだった。先頭の選手がロングスパートをかけると集団は縦長に。残り300㍍を切ると集団の中盤にいた森玉はコースの外側からスパートをかけた。順位を伸ばすも着順での決勝進出はかなわず。タイムでもわずか0.6秒届かず悔しい敗退となった。

女子4×100㍍R予選には澤田佳奈(経4)・野川明莉(シス理4)・山名彩香(法4)・森脇杏(社2)の4人が出場。バトンはミスなくつながったものの、全国の強敵のスピード感にはなかなかついていくことができず。6着でフィニッシュし、予選敗退となった。
男子4×100㍍R予選には佐々木浩希(経1)・アブラハム・冨田啓斗(政策2)・山田雄大(経4)の4人が出場。スタート直後からスピードに乗りバトンもスムーズにつながった。だが、順位を伸ばすことができず。5着でのゴールとなり準決勝進出はできなかった。

1日目の最後に行われたのは女子10000㍍決勝。前田彩花(商3)、有田茉合香(人4)が出場した。レースは序盤からサラ・ワンジル(大東文化大)が抜け出るも、その他の選手は集団を形成して進む。しかし、有田は集団のペースについていけず、5000㍍付近で集団から離脱した。前田は最後まで集団内にとどまるが、なかなか順位を上げることはできず。最終盤に集団から少し離された前田は8位でフィニッシュ。有田は24位でのフィニッシュとなった。

インカレ1日目から入賞者が出た関大。明日以降も続々と新たな選手が登場する。ライバルを跳ね除け、日本一をつかみ取れるか。関大の躍進に期待したい。【文/写真:井原郷志、木村遥太】
コメントを送信