Loading Now
×

◇ 第44回関西学生選手権大会 ◇6月1日◇神戸松蔭大学体育館

[演技競技]
段外の部
長井心優(みひろ=法1)・上野心寧(文2)組 初戦敗退

有段の部
京谷一子(化生2)・渡邊小暖(人3)組 初戦敗退
瀬田菜月(文2)・島崎結加(文2)組 4位
片山楓也(安全3)・宮本唯仁(化生1)組 初戦敗退
簑輪七海(情2)・光森奏音(商2)組 初戦敗退
山下倖加(人1)・赤塚未悠(化生3)組 2回戦敗退

[試合競技]
段外の部
長井 2回戦敗退
上野 4位

男子の部
片山 優勝
宮本 4位

二・三段の部
島崎 初戦敗退
光森 2回戦敗退
簑輪 ベスト8
京谷 2回戦敗退
山下 3位
瀬田 初戦敗退
渡邊 2回戦敗退
赤塚 ベスト8

団体の部
関大A(簑輪・山下・島崎・赤塚・光森)準優勝
関大B(瀬田・長井・京谷・上野・渡邊)予選リーグ敗退

神戸松蔭大学で行われた、関西学生選手権大会。試合競技・男子の部では片山が優勝、二・三段の部では1年生ながら、山下が3位に輝いた。団体の部では、Aチームが決勝に進出。強豪・神松蔭大を追い詰めるも、あと1歩のところで敗れてしまう。それでも、下級生中心のチームで準優勝という結果を残した。

大会は演技競技からスタート。各組ともに、華麗な演技を見せる。瀬田・島崎組が準決勝に進出。準決勝では0-5の判定で敗北し、3位決定戦に進むことに。堂々たる演技を見せるが、判定は1-4となる。惜しくも4位に終わった。

C196D4E0-AB8F-4F83-AE2D-DA5D980318CEIMG_5059-2025-06-01T12_45_56.840-200x133 【なぎなた】片山が関西王者に輝いた!
△上野・長井組

続いて行われたのは、試合競技。段外の部では、上野が準決勝に進出する。果敢に攻めるも、0-3で判定負けを喫し、3位決定戦に回った。3位決定戦でも果敢に攻めの姿勢を見せるも、相手に面で1本を取られてしまう。そのまま試合は終了して、4位という結果に終わった。

男子の部に出場したのは、片山と宮本だ。共に積極的に攻め、準決勝に進出。宮本は準決勝ですねで一本を取られて敗北する。3位決定戦に回るも、判定で惜しくも負け。4位という結果になった。片山は準決勝では面で2本勝ちを収め、決勝へ。決勝でも、開始直後から積極的に攻める。小手で2本を取り、2-0で勝利。圧巻の強さを見せ、関西王者に輝いた。

7585F4F6-4490-4E9D-8C64-F66E7326A761IMG_5255-200x133 【なぎなた】片山が関西王者に輝いた!
△宮本
4423F6BC-BE28-4B8F-9C3D-338102746872IMG_5225-200x133 【なぎなた】片山が関西王者に輝いた!
△片山

二・三段の部には、8名が出場。島崎、瀬田は1回戦で、光森、京谷、渡邊は2回戦で敗北を喫してしまう。蓑輪、赤塚は2回戦を突破して準々決勝に進出。しかし、蓑輪は面で、赤塚はすねでそれぞれ一本を取られて勝負あり。準決勝に駒を進めることはできなかった。山下は2回戦までは判定勝ちを収め、準々決勝へ。序盤から攻撃の機会を伺い、積極的に仕掛ける。得意の踏み込み面で1本を取り、準決勝へ進んだ。しかし準決勝では、試合中盤にすねで1本を取られてしまう。3位決定戦に回った。迎えた3位決定戦では、相手との間合いを測りながら、自分から攻撃を繰り出す。制限時間の3分では決着がつかず、2分間の延長戦へ。しかし、ここでも互いに1本が取れない。判定に持ち込まれるも、2-1で見事判定勝ち。3位に輝いた。

4D7CCD45-7886-45FD-8DBF-706B64A707F6IMG_5661-200x133 【なぎなた】片山が関西王者に輝いた!
△山下

最後に行われたのは団体の部。関大からは、A・Bの2チームが出場。Bチームは瀬田、長井、京谷、上野、渡邊の5人で挑み、近大Aと奈良女大に勝利を飾る。しかし、奈良混合と神松陰大に敗北し、2勝2敗となり、決勝トーナメントへ進むことはできなかった。簑輪、山下、島崎、赤塚、光森の5人で挑んだAチーム。予選リーグ各試合で1試合も負けることなく、団体成績も4勝0敗で決勝トーナメントに進出を決める。準決勝の相手は奈良混合。相手を寄せ付けない強さを見せ、4勝0敗1分けで決勝へ。相手は昨年決勝の舞台で敗北した、強豪・神松蔭大だ。先鋒・蓑輪は引き分けに終わり、続く次鋒・山下。相手の攻撃を受ける時間が続くが、中盤に相手の隙をつき、面で1本を奪う。そのまま試合が終了し、チームに貴重な1勝を持ち帰った。中堅・島崎、副将・赤塚は引き分け、勝負の行方は、大将・光森に託される。序盤から攻撃を防ぎながら、攻める機会を伺う。しかし立て続けにすねで2本を取られてしまった。これで1勝1敗となるも、本数2-1で惜しくも敗北。またしても準優勝となった。

IMG_5778-2-200x133 【なぎなた】片山が関西王者に輝いた!
△関大A

男子の部で片山が優勝、団体の部でも神松蔭大をあと1歩のところまで追い詰めるなど、結果を残した今大会。次に控えるのは、8月に行われるインカレだ。チームの目標である、「日本一」を達成するために。さらなる鍛錬を積む。【文/写真:市場薫】

▼山下
「(団体決勝戦での自身の試合を振り返って)先鋒の簑輪先輩が引き分けで、チームでは取れるところで取っていこうという話でした。1年生としてもうやるしかないので、やりきろうと思って試合をして、一本取ることができました。(自身の強み)踏み込み面がすごく得意で、相手に合わせず自分が行けると思ったところで打っていくのが自分の強みです。(8月のインカレに向けて)インカレで、目標の日本一になれるように、先輩後輩関係なくアドバイスしあって、チーム全員で日本一を取れるようにしたいです」

▼片山
「(準決勝までの試合を振り返って)準決勝までは、体の動きが悪くて、調子も良くないなと思っていて。ですが、1試合1試合かかっていくつもりでいけたのが、勝ちにつながりました。(決勝戦を振り返って)決勝戦は、もう勝つしかないなというふうに思って入りました。結構いい試合ができたかなと思うので、これを次につなげていきたいなと思います。(昨年までは絶対王者・入江晃太(24年度卒)がいた。今回1位を取ることができた率直な気持ち)まずはうれしいという気持ちです。今はもう大学にはいないですけど、入江さんを超えられるように、これからも練習を頑張っていきたいと思います。(8月のインカレに向けての意気込み)個人ももちろん優勝したいですが、団体戦もあるので。2人で出るんですけど、なんとか食らいついていいところに行けるように頑張りたいです」

コメントを送信