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◇第78回関西学生リーグ◇対大商大◇5月11日◇関西大学凱風館ボクシング場

[Mn級]● W.O.
[F級]●塚田大凱(たいが=社1)判定
[B級]● W.O.
[Fe級]● W.O.
[L級]● W.O.
[LW級]◯沖田義貫(人1) ABD
[W級]● W.O.
[LM級]◯山田幸多(人2) ABD
[M級]● W.O.

●関大2ー7大商大

昨年度に入れ替え戦で勝利し、1部に昇格して迎えた開幕戦。大商大相手に、関大は3人が出場し、沖田と山田幸が勝利を収めた。

関大ボクシング場で行われた一戦。多くの観衆が訪れた中、フライ級(F級)の塚田がリングに立った。1ラウンド(R)から試合は相手のペースに。開始24秒、互いに打ち合うが、相手の左ストレートが塚田の顔面を捉えた。さらに43秒にも、コンビネーションパンチから右ストレートを浴びる苦しい立ち上がりに。その後も反撃はできず、相手のコンビネーションパンチに苦しむ。反撃したい塚田は、2Rの2分30秒に右ストレートで相手の顔面を捉える。しかし、その後は再び相手のペースに。3R開始直後には、右フックからの左ストレートを浴びダウンの判定。何度も有効打を受けた塚田は、悔しい判定負けを喫した。

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△塚田

続いてライトウェルター級(LW級)の沖田がリングに。序盤から積極的に左フックを中心に攻めると、1Rの27秒に顔を捉える。その後もガードを作りながら相手と距離を縮めると、2分9秒には右フックがさく裂。試合の主導権を握る。2Rも主導権は沖田に。開始1分にコンビネーションパンチから右フック4発を浴びせる。16秒後には、リングコーナー間際で左フック4発を相手右頬に。反撃の隙を与えず、1度目のダウンを奪う。その後も左フックを中心に攻めた沖田。3R開始30秒にも左フックで攻め、最後はストレートでダウンを奪うと、大商大サイドからタオルがリングへ。相手を終始圧倒し、1勝を奪った。

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△沖田

最後にリングに上がったのはライトミドル級(LM級)の山田幸。1Rからジャブで距離を詰めながら攻撃の機会を伺う。47秒、右フックで顔面を捉え主導権を握ると、30秒後には右ストレートで再び顔面へ。相手のパンチにはしっかりと距離をとりながら対応し、有効打を許さず。2Rも主導権は山田幸に。42秒、左フックから右ストレートのコンビネーションパンチを浴びせ1度目のダウンを奪う。ダメージを受けた相手に、とどめを刺しに攻めた。迎えた2分18秒、再び左フックからの右ストレートで顔面を捉えると、相手は2度目のダウン。10カウントを終えると、大商大サイドが棄権し、山田幸の勝利となった。

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△勝利の判定を受ける山田幸

1部相手に圧倒し、貴重な2勝を挙げた関大。ルーキーの沖田は関関戦前哨戦を含め2戦2勝と、期待通りの活躍を見せた。25日に行われる同大戦では、チーム全体での勝利を目指す。【文/写真:上田峻輔】

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