◇ RIGAVIL CUP 2025関西大学連盟春季リーグ戦◇対親和大◇5月11日◇京都産業大学総合体育館
[第1セット]関大25-20親和大
[第2セット]関大25-23親和大
[第3セット]関大25-9親和大
[試合終了]〇関大3-0親和大
昨日は悔しい敗北を喫した関大。今日こそ勝利をつかむべく、親和大との一戦に挑んだ。親和大について「練習試合ではずっと勝てていない相手」と伊関万絢主将(まひろ=文4)。それでも相手のペースにのまれず、関大らしいバレーを展開する。見事ストレート勝利を収め、最終戦に向けて弾みをつけた。

第1セットは、鮫嶋のブロックポイントを含む2連続得点で幕開け。その後は互いに点を取り合う展開が続いた。鮫嶋や森﨑美春(情2)のサービスエースや、土屋美咲(情3)の高さのあるスパイクで得点し、徐々に点差をつける。5点差となったところで、相手が最初のタイムアウトを要求。それでも関大の勢いは衰えず、18-11で相手が2回目のタイムアウトを取った。その後は3連続得点を奪われるも、関大も伊関主将のブロックアウトや花岡明里(商1)のサービスエースで4連続得点を獲得する。24点目を後山七星(ななせ=政策2)のスパイクで奪取してから相手に点差を詰められ、関大もタイムアウトを要求。タイムアウト直後の点数をしっかりと取り、第1セットを獲得した。

第2セットも関大が先制。後山のフェイントや伊関主将のクロススパイク、土屋のストレートスパイクなど多彩な攻撃で得点する。一時は6-6と追いつかれるも、2段トスからの攻撃や森﨑のブロック、花岡のサービスエースで相手を突き放した。相手の速いテンポのバレーに苦戦し、18-18と追いつかれる。21点目まではサイドアウトの取り合いになるも、22点目で関大がブレイクし2点差に。リードを最後まで守り切り、伊関主将のスパイクで関大が25点目に到達。第2セットを奪い、勝利に王手をかけた。

このまま取り切りたい第3セット。序盤から攻撃陣全員が得点に絡み、6点差をつける。相手にタイムアウトを取らせたあとも、ラリーからの花岡の2連続ポイントでさらに差を広げる。早々に相手がタイムアウトを使い果たし、巻き返しを図るも、関大らしい粘りのバレーで流れを渡さない。12点に乗ったところで、古和田ひらり(文3)がリリーフサーバーとしてコートイン。スピードのある鋭いサーブで相手を崩し、鮫嶋と伊関主将のブロックで仕留め、チームはさらに盛り上がった。その後も相手に一度もブレイクを許さず、順調に得点を重ねる。25点目を森﨑のブロックで取り、大差をつけ第3セットを獲得。ストレート勝利を収めた。

昨日の帝塚山大戦から立て直し、見事勝利した関大。帝塚山大と京橘大と2敗で並ぶも、セット率や得点数で首位をキープしている。来週はいよいよリーグ最終戦。ホームで龍大を迎え撃つ。あと一戦、優勝だけを目指して戦う関大女バレに注目だ。【文/写真:松嶋奈央】
▼鮫嶋
「(今日の試合を振り返って)1、2戦目は自分のプレーが出せていないと思っていましたが、だんだん調子が上がっていって、今日は速攻とかでチームを盛り上げることができたかなと思います。(親和大に対しての関大のプレーは)テンポが速いので、自分たちが合わせるのではなく、自分たちのテンポでしっかりやっていこうという話をしていました。あとはライトから攻撃してくるので、レシーブでしっかり上げようとしていました。(サーブで意識していること)他のみんながスピードサーブなので、自分は落ちるサーブを意識しています。(最終に向けての意気込み)序盤から自分のプレーができるように意識して、活躍したいと思います」
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