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◇2025年度関西学生春季リーグ戦第8戦◇対関学大◇5月10日◇大阪体育大学

[前半終了]関大14ー9関学大
[後半終了]関大16ー15関学大
[試合終了]関大30ー24関学大

5勝2敗で迎えたリーグ8戦目。因縁の相手・関学大と対戦した。序盤から互いに点を取り合う接戦になる。逆転を1度も許すことなく折り返した。後半でも関大は流れを渡さない。一時は3点差まで詰め寄られたが、林航琉(経3)を中心に得点。関学大に6点リードで勝利を果たした。

相手ボールで試合が始まり攻められるも、立ち上がりからGK田中星矢(人4)が相手のシュートを連続して止める。小田航平主将(人4)が先制点を奪うと、その後小柳貴裕(人3)が2連取した。相手の巧妙なシュートや相手GKの好守備に苦しむ時間もあったが、7㍍スローを獲得する。これを松本一徳(かずのり=経2)がしっかりと決めた。すぐに失点するも、ここから林が得点を量産。相手ディフェンス2人を抜いてネットを揺らし、関大を勢いづけた。前半18分、松本が2連取した後、なかなかシュートが通らない時間が流れる。しかし、GK田中がゴールを死守し相手にプレッシャーを与えた。松本が真ん中に駆け抜け、6㍍ラインからのシュートを決め、3点差をつけたところで相手がタイムアウトを要求。

IMG_7689-200x133 【ハンドボール男子】宿敵の相手に勝利し、関関戦に勢いづけた!
△GK田中

再開後すぐに得点を許してしまう。だが、関大の攻撃ターンになった直後、林が独走し相手GKを見事に抜くシュートを決めた。パスミスやカットをされ相手にチャンスを与える場面でも、GK田中の活躍で相手に得点させない。残り1分、鬼頭奏(安全3)が空中でのフェイントシュートでゴールを挙げる。相手にノータイムフリースローを与えるも、守り切り5点リードで後半へ。

IMG_7745-200x133 【ハンドボール男子】宿敵の相手に勝利し、関関戦に勢いづけた!
△鬼頭

後半でも小田主将が先制する。中井雄大(人4)がアシストし土岐勇斗(文4)がシュート。後半4分まで相手に得点させず、関大が得点を重ねる。相手にループシュートを決められたが、すかさず林が力強いボールを放ち得点。歓声が湧き上がった。相手の攻撃を防いでいた関大だったが、後半9分から相手の勢いが増す。相手はディフェンスも固め、関大はなかなか得点できない。バウンドシュートや高い位置からのシュートを止められず、8点あった差を3点まで詰められる。関大が取ったタイムアウトが明けると、中井、林を中心に果敢な攻撃を展開。林がスナップを効かせ放ったボールは、ゴール前のディフェンスの上を抜き相手GKも抜く。最後は松本と林が2連取し、6点差で勝利を手にした。

IMG_7767-200x133 【ハンドボール男子】宿敵の相手に勝利し、関関戦に勢いづけた!
△土岐

関学大に差をつけて白星を挙げた関大。6勝2敗で次週リーグ最終戦を迎える。相手は昨秋リーグで惜しくも敗れてしまった福科大。春リーグを有終の美で飾るため、白星をつかみ取る。【文/写真:吉野日菜多】

IMG_8016-200x133 【ハンドボール男子】宿敵の相手に勝利し、関関戦に勢いづけた!
△集合写真

▼小田主将
「(先週の敗戦を受けて)みんな消極的というか、3戦連続っていうのもあって強気にいけなかった部分があった。大体大は関西1位というので、思い切ったプレーもできなくて負けてしまった。(今日の)関学大も昨年のインカレでベスト4に入っていて強い相手なので、気持ちの入れ方をチーム全体として意識して頑張りました。(試合を振り返って)ディフェンスは相手チームの両利きの選手がキーマンになるので、その選手を厚く守った。やはりセットオフェンスがこのリーグでずっと課題だったんですけど、メンバーが交代で入りながら、出てきた選手がしっかり活躍してくれたんで勝てたと思います。(総合関関戦への意気込み)相手チームの監督さんがいなかったっていうのも(関学大が)乗り切れなかった要因の1つだと思うので。関関戦では監督さんも戻ってくると思うので、ちゃんとした関学大という相手に対して、今日と同じようなゲーム展開をできるように頑張りたいと思います」

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