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◇2025年度関西学生春季リーグ戦第4戦◇対立命大◇4月27日◇関西大学中央体育館

[前半終了]関大10ー8立命大
[後半終了]関大13ー8立命大
[試合終了]関大23ー16立命大

リーグ4戦目は立命大と対戦した。前半はパスミスが目立ち得点につながらず、広げていたリードを徐々に縮められる。後半には同点に追いつかれ、逆転の危機にさらされた。しかし、流れを変えるシュートを着実に決め、相手を引き離す。残り5分から、畳み掛けるような攻撃を成功させ7点リードで白星を挙げた。

相手のボールで試合が開始し、序盤は得点を取り切れない状況が続く。両者ともにガードを固め、シュートを許さない。そんな中、7㍍スローを着実に決め、岸京佐(情3)が先制点を挙げる。そこから小田航平主将(人4)、林航琉(経3)が軸となり攻撃を図るも、パスミスが目立ち得点にはつながらない。小柳貴裕(人3)のシュートが成功した後、再び関大がパスミスをし、相手の反撃を食らう。田中星矢(人4)の好守備や、相手の数的不利な状況を味方につけた鬼頭奏(安全3)、林のシュートで、4点のリードを奪った。ここで相手がタイムアウトを要求。再開後、7㍍ラインに位置する土岐勇斗(文4)にラストパスが集まるが、なかなか連携が取れず相手にボールが渡ってしまう。松本一徳(かずのり=経2)がサイドシュートを決め関大が10点に乗った後、相手の追加弾を許し、2点差に縮められて前半終了となった。

BE9EC930-06E6-4567-B469-B4F01E49BFF7IMG_2636-200x133 【ハンドボール男子】ラストスパートで差をつけ勝利!
△松本

後半は関大ボールで開始するも、相手にカットされエンプティゴールを許してスタートを切る。連続して相手に点を献上すると、ここで同点に追いつかれた。相手の好守備にもシュートを阻まれ、主導権を握られそうになる。しかし、林、小田主将が続けて攻め上げ、逆転の危機はまぬがれた。相手の速攻が決まり、関大のムードが沈みそうになった時、岸がサイドシュートでネットを揺らす。さらに、前半ではなかなか決まらなかった土岐の小田主将からパスをもらい放ったシュートも成功し、相手に得点の隙を与えない。関大が取ったタイムアウトが明けると、小田主将、三木麟童(法4)がそれぞれ2得点を挙げ、応援は大きな盛り上がりを見せる。6点差をつけ安心していた最中、最後は政金咲哉(人4)が一撃を加えた。会場が沸く中、試合終了のホイッスルが鳴る。差を7点に広げて勝利を手にした。

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△三木
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△政金が得点を決め喜ぶベンチメンバー

前日からの連戦を制し、3連勝を果たす。「2、3点リードしている時に、油断してミスをし、追いつかれることが多かった」と小田主将は今までの課題を分析。しかし、今試合では終盤に怒涛(どとう)の攻撃で相手を突き放す。次週は3日間の連戦。強敵・大体大との対戦を見据え、一戦一戦に全力を注ぐ。【文:吉野日菜多/写真:西村果凜】

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△集合写真

▼小田主将
「(前半を振り返って)思い切ってやるというか、ミスをそろえながらやっている感じがチーム全体としてあった。そこが他のチームと比べたら思い切りという部分が欠けているかなと思うので、後半は僕が筆頭にそこを頑張れるように意識しました。(後半は逆転の危機もあった)相手チームの退場が多かったので、その選手を徹底的に狙えるように監督とも話し合いながら、自分の中で弱いディフェンスをしっかり狙っていけるよう工夫しました。(次戦への意気込み)来週は3連戦になるんですけど、今日の2連戦でも疲れが溜まった。3チーム分を対策しなければいけないので、一番強い大体大と3戦目に戦うにあたって、それまでいい形で2戦を乗り越えて次の3連戦を勝ち切れるように頑張りたいと思います」

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