◇ RIGAVIL CUP 2025関西大学連盟春季リーグ戦◇対大体大◇4月27日◇神戸親和大学親和アリーナ
[第1セット]関大25-17大体大
[第2セット]関大18-25大体大
[第3セット]関大25-15大体大
[第4セット]関大25-22大体大
[試合終了]〇関大3-1大体大
昨日の勝利から、勢いに乗りたい関大。昨春フルセットの戦いの末に勝利した大体大をセットカウント3-1で下し、来週に向けて弾みをつけた。
第1セットは伊関万絢主将(まひろ=文4)のスパイクで先制する。2-2から、後山七星(ななせ=政策2)のサービスエースや土屋美咲(情3)のブロックなどで4連続得点。その後は鮫嶋優香(政策3)や土屋のブロックが光り、相手を突き放した。2枚替えで入った佐藤彩音(社2)もクロスやコーナーに打ち分ける多彩なスパイクで得点。伊関主将のサービスエースで21点目を獲得し、相手にタイムアウトを取らせるが、土屋のフェイントや2連続ブロックでセットポイントを握る。最後は相手のミスで、第1セットを危なげなく獲得した。

第2セットは相手が先制。花岡明里(商1)がプッシュや1人時間差で得点し、一時は8-7と追い越すが、その後4連続得点を奪われた。後山や土屋のスパイクで巻き返しを図るも、サイドアウトを奪われ、相手にブレイクされる流れを切れない。点差が縮まらないまま、第2セットを落とした。

続く第3セット。1点目は伊関主将がブロックされるが、伊関主将の高さのあるスパイクで取り返す。第2セットとは違い、関大がすぐサイドアウトを奪い、ブレイクする展開に。5-5まで点数の取り合いが続くが、花岡のサーブから5連続ポイント。流れをつかみ、相手にタイムアウトを取らせる。タイムアウト後も関大の勢いは衰えず、土屋がバックアタックを決め、チームをさらに盛り上げた。23点に到達したところで、リリーフサーバーとして古和田ひらり(文3)が登場。見事にサービスエースを決め、セットポイントを握る。10点の差をつけ第3セットを取り、勝利に王手をかけた。

このセットを取り、勝利としたい4セット目。序盤は関大のミスが続き、一時は5-9と追いかける。それでも土屋のサーブで同点に追いついた。ブロックフォローや粘り強いディグなどでコートにボールを落とさず、得点を重ねる。同点となる展開が続いたが、鮫嶋のサービスエースから1歩リード。終盤、江城萌那(文4)がレシーバーとして入り、丁寧なサーブレシーブから多彩な攻撃で得点につなげる。21-18と3点差をつけたところから、互いにサイドアウトを奪い合うが、追いつかれることなく第4セットを獲得。勝利を収めた。

今週、2連勝を収めた関大女バレ。来週は、京産大、そして現在首位争いをしている関学大と対戦だ。優勝に向け、次戦でも勝利をつかみ取る。【文/写真:松嶋奈央】
▼江城
「(今日の試合を振り返って)2セット目は昨日の負けセットと同じで、ふわふわした感じでいってしまって、こっちが乗っていないなって感じがあったけど、3、4セット目でしっかり取りきれたのがよかったと思います。(大事な場面でコートに入った時の心境)競った場面か余裕のある場面で入ることが多いですけど、自分の仕事、役割としてはレセプション(サーブレシーブ)をしっかりAパスで返して1回で切るワンレセという形をできたら、チームがもっと勢いづいていい流れに持っていくことです。とにかく集中して頑張ることと、1点が取れたら喜ぶことを意識してやっているので、それができて良かったなと思います。(次戦に向けての意気込み)勢いのあるチームがいるので、そこでしっかり勝てるように、まず関大のバレーをができたら、絶対負けない力があると思うので、とりあえず自分たちの雰囲気にします。劣勢になる場面は絶対あると思うけど、そこで引かずに挑戦したプレーをみんなが出していけるようにしていきたいなと思います」
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