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◇男子第65回関西学生リーグ戦第4戦◇対同大◇4月27日◇関西大学千里山キャンパスアーチェリー場

【試合結果】
[50㍍競技]関大1425-1577同大
[30㍍競技]関大1644-1706同大
[G.T(グランドトータル)関大3060-3283同大
※メンバー8人中、上位5人の記録

連敗を喫し、王座出場を見据えると後がない関大。第4戦は昨年1部Aブロックの王者、同大と相まみえた。1エンド目は池田悠仁(経2)がチーム唯一の50点超えの点数を記録。2エンド目では加守田亮太(経3)が52点をたたき出すも、チームとして50点を超える選手がなかなか現れず。相手は上位5人メンバーが安定して50点超えをキープ。50㍍競技終了時点で100点以上のリードを許した。何とかして食らいつきたい30㍍。控えの中村慶多(法3)、中西剛徳(文3)を投入し臨んだが差は詰められない。連敗を止めることはできなかった。

同大先攻で試合が始まる。相手は1エンド目から50点超え。その内4人が55点超えと圧巻の行射を披露する。対する関大は池田が51点。黒田智矢(経3)が49点でわずか1点届かず。第1エンドから差をつけられた。今リーグで初めてメンバー入りを果たした川相潤哉(商3)は点数が低迷し、トータルスコアをなかなか伸ばせない。1年生ルーキーとしてメンバー入りしている重信明舞(シス理1)と寺村仁杜(法1)も点数が伸び悩み、50㍍のトータルスコアは300点台に届かなかった。これまでチームトップの点数で強さを見せてきた加守田は6エンド中3エンドで50点を超え、50㍍競技でチーム唯一の300点台に到達。だが、チームとして高得点をたたき出す選手が少なく、50㍍競技終了時点での差は152点と厳しい戦いを強いられた。

S__15253513_0-200x133 【アーチェリー男子】同大に敗れ、連敗止めることができず
△川相
S__15253512_0-200x133 【アーチェリー男子】同大に敗れ、連敗止めることができず
△重信

少しでも差を詰めたい30㍍競技。前半からメンバーを交代し、中西と中村を投入した。1エンド目から中西は55点超えを記録。李ギョンテ(政策3)、池田、加守田も55点を超え、流れを作り直す。50㍍競技では点数が安定していなかった寺村。30㍍1エンド目は55点に2点届かなかった。だが、2エンド目からは全てのエンドを55点超え。さらには3、6エンド目には59点の高得点をたたき出し、30㍍のトータルスコアはチームトップの337点にまとめる。30㍍競技では一人一人が得点を伸ばし、好調の兆しがうかがえた。だが、相手が実力で一歩上回っており、追いつくことができないまま試合終了。上位5名は李、黒田、池田、寺村、加守田となった。最終結果は3060-3283。無念の3連敗を喫した。

S__15253511_0-200x133 【アーチェリー男子】同大に敗れ、連敗止めることができず
△寺村
S__15253510_0-200x133 【アーチェリー男子】同大に敗れ、連敗止めることができず
△中西
S__15253508_0-200x133 【アーチェリー男子】同大に敗れ、連敗止めることができず
△李

昨年王者に食らいついたが、連敗のトンネルを抜け出すことはできず。王座への出場は厳しいものになった。だが、まだ最終戦が残っている。4戦目終了時点で関大と同じく1勝3敗の京大と相まみえることに。アウェーでの戦いにはなるが見据えるは「勝利」の2文字。チーム一丸で勝ち切り、リーグ戦を勝利で終える。【文:木村遥太/写真:木村遥太、堀内鑑】

▼寺村
「(自身の点数を振り返って)50㍍はそんなに良くはなかったんですけれども、30㍍は少し点数が上がったと思います。(同大と対戦した感想)50㍍ではそんなに意識していなかったんですけれども、30㍍では同大の同期の選手と競い合うことなって。勝てたので良かったと思います。(最終戦への意気込み)チームで勝つことが一番なんですけれども、加えて自身の点数もこれまでの4戦や、練習試合よりも一番点数を出せるように頑張ります」

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