◇第48回総合関関戦◇対関学大◇4月13日◇服部緑地公園陸上競技場
[男子100m決勝]
1着 冨田啓斗(政策2) 10.82
3着 垣内慶紀(情4) 11.11
6着 諸岡俊亮 (法2)11.37
[男子200m決勝]
1着 山田雄大(経4) 21.69
3着 東陸翔(文3) 21.85
4着 堀康将(社2)22.89
[男子400m決勝]
2着 カーン勇斗 (シス理3)48.21
2着 小郷翼 (人4) 48.70
4着 今岡誠道(文4) 49.55
[男子800m決勝]
1着 中村綸之助(シス理2) 1:54.92
3着 山口旺雅(情3) 1:57.16
6着 木村駿太(人4)2:12.05
[男子1500m決勝]
1着 嶋田樹(化生2) 3:59.06
5着 中井大地(社2)4:10.50
6着 伊藤大雅 (化生4)4:15.67
[男子5000m決勝]
1着 秋山翔太朗 (法4)14:40.11 NGR
2着 森岡篤史 (社3) 14:59.97
4着 実田大心 (法2)15:34.75
[男子400mH決勝]
1着 京竹大雅(人4)50.83 NGR
4着 杉浦智希(人3)55.77
5着 小池竢也(経3)58.41
[男子4×100mR決勝]
1着 佐々木浩希(経1)-山田雄-冨田-中瀬駿介 (人4)40.40
[男子走幅跳決勝]
1位 芹澤柊飛 (人4)6m98
2位 巻埜壱朗 (化生3)6m86
6位 吉田悠真 (安全3)6m43
[男子三段跳決勝]
2位 中村和毅 (文1)14m32
3位 西中達哉 (商4)14m23
5位 浦川尚樹 (法2)13m75
[男子円盤投決勝]
2位 菅沼慶斗(法4)34m74
3位 迫田祥太(人4)33m23
4位 澤田匡孝(シス理3)25m88
[男子やり投決勝]
4位 楠神隼翔(安全2)49m26
5位 迫田 47m57
6位 澤田 27m84
[女子100m決勝]
1着 澤田佳奈(経4) 12.73
2着 野川明莉 (シス理4)12.86
3着 森脇杏 (社2)12.92
[女子200m決勝]
1着 山本佳乃子(経3)26.14
4着 西田真穂 (経2)26.85
5着 若林遼(政策4)28.52
[女子4×100mR決勝]
1着 山名彩香 (法4)-森脇-澤田-野川 48.53
[女子三段跳決勝]
3位 原田桃羽(社2) 10m30
4位 入江ほの花(人4) 10m20
5位 堀口花凪(安全3) 9m73
雨が降りしきる服部緑地陸上競技場で行われた関関戦。全競技安定した成績で宿敵・関学大に勝利し、関関戦3連覇を果たした。
最初に行われたのは、男子100m決勝。冨田、垣内、諸岡の3名が出場した。スタートの号砲と同時に飛び出すと3選手はそれぞれ加速。最後は冨田が関学大の選手に競り勝ち1着となった。
続いて行われた女子100m決勝には、澤田、野川、森脇の3選手が出場。スタート直後から3選手とも関学大の前に出るとそのままフィニッシュ。1・2・3フィニッシュを決めて、チームに勢いをもたらした。
男子5000m決勝には秋山、森岡、実田が出場。秋山が快調な走りを見せる。最初の1000mを2:53.2で通過。その後もペースを落とすことなく走り続け、後続を突き放す。他を圧倒する走りで1着フィニッシュし、大会新記録を更新した。

続いて行われた男子200m決勝には、山田雄、東、堀が出場。集団から飛び出した山田雄、東、山田悠月(関学大)がデットヒートを演じる。最後は山田雄が振り切り、1着でゴールした。
女子200m決勝には、山本、西田、若林が出場。序盤から山本が抜け出しレースを引っ張る形に。最後までスピードを落とすことなくゴールラインを1着で通過した。
嶋田、中井、伊藤が出場した男子1500m決勝。雨が強まる状況の中レースがスタートした。序盤は、集団を崩さずレースが進行。残り1周の鐘の音と同時にレースが動き出す。最後に抜け出したのは嶋田。後続を振り切り1着でゴールした。
続いて行われた男子400m決勝にはカーン、小郷、今岡の3選手が出場。横一直線で緊張感のあるレース展開となる。カーンは最後まで妻鹿(関学大)と競り合うも及ばず。2着でレースを終えた。
男子400mH決勝には、京竹主将、杉浦、小池の3選手が出場。スタート直後から軽快にハードルを飛び越え加速、後続を突き放す。独走状態となり1着でフィニッシュした。悪天候の中、大会新記録を更新し、確かな実力を示した。

男子800m決勝に出場したのは、中村、山口、木村の3選手。スリッピーな地面に足をとられる選手も多く見られた。レースは混戦となるも最後は中村が1着でフィニッシュした。
トラックの最終種目は4×100R決勝。雨がさらに強まる厳しいコンディションの中行われた女子4×100R決勝。山名、森脇、澤田、野川の4名がバトンをつなぐ。森脇、澤田、野川の3人は女子100m決勝で上位を独占した実力者だ。号砲と同時に走り出し、スムーズなバトンパスを披露。終始関学大に前を譲らない。リードを守り切り1着でフィニッシュした。

男子4×100R決勝は、佐々木、山田雄、冨田、中瀬が出場した。1走を務めた佐々木は注目のルーキーだ。序盤は関学大と競り合うも、途中で関学大がバトンミスにより棄権。後半は単独走となり1着フィニッシュとなった。

男子走幅跳決勝には、芹澤、巻埜、吉田の3選手が出場。徐々に記録を伸ばし6回目の跳躍で6m98を記録。この記録で首位に立つとそのまま逃げ切った。

男子三段跳決勝には、中村、西中、浦川の3選手が出場した。最終跳躍の前まで首位をキープしていた中村。しかし、6回目の跳躍で佐脇(関学大)に抜かれ2位となった。
男子円盤投決勝には、菅沼、迫田、澤田の3選手が出場。しかし、3選手とも思うように記録を伸ばせず。首位を関学大に譲った。
男子やり投決勝には、楠神、迫田、澤田の3選手が出場。関学大の牙城を崩せず下位に沈んだ。
女子三段跳決勝には、原田、入江、堀口の3選手が出場。うまく記録を伸ばせず、関学大に上位を譲る形となった。
総合結果は154対126で関大の勝利となった今回の関関戦。5月に行われる関カレへの助走となっただろう。世界陸上の影響でイレギュラーな日程となる今季の陸上競技。関大陸上競技部の活躍に注目したい。【文:井原郷志/写真:水井陽菜、井原郷志】
コメントを送信