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◇第97回日本学生氷上競技選手権大会◇3位決定戦◇12月29日◇対法大◇テクノルアイスパーク八戸◇

[第1P]関大0―4法大
[第2P]関大0―1法大
[第3P]関大3―3法大
[試合終了]●関大3―8法大

前日の準決勝では1―6で中大に敗戦したFW山根早加主将(社4)率いるアイスホッケー部。2年連続となった3位決定戦では法大と相まみえる。昨年も同じ舞台で5―7で敗れた因縁の相手に、雪辱を期す。

第1ピリオド(P)開始のフェースオフでパックを奪われると、すぐに自陣へ攻め込まれる。相手のパス回しに翻弄(ほんろう)され、ゴール前が大きく空いたところを狙われ失点。試合開始後わずか10秒で、追いかける展開となってしまった。その約1分後、FW相馬嵩士(しゅうと=社2)が相手GKをかわし、倒れながらもゴールを狙ったが得点とはならず。2分にも敵陣でパックを奪ったFW髙秀稜(社4)がゴールに近づいたが決定打を放てない。その後も相手の猛攻を受け、10分までに3点を追加された。このPで10本のシュートを放った関大だったが、得点は生まれず。4点のリードを許し、第1Pを終えた。

IMG_3914-200x133 【アイスホッケー】2年連続のインカレ4位
△FW相馬

第2Pは開始5分にこの日初めてキルプレー(数的不利な状況)となる。GK山北光稀(情2)は3本のシュートを止めていたが、最後はロングシュートを決められ、5点目を献上した。その後も2度キルプレーとなったが、DF三浦大和(政策2)やDF加藤悠希(社2)の守備などでゴールを守り抜く。これ以上の失点は許さなかったが、このPでも得点することはできなかった。

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△FW髙秀

第3Pは開始1分で失点。6点差となったがここから関大の反撃が始まった。失点直後にパワープレー(数的有利な状況)となり、敵陣へ攻め込んでいく。FW山根早加主将(社4)がゴール横にいたFW髙秀にパスを出し、ゴールに近づいたところからFW髙橋寛騎(法3)がパックを押し込み得点。6分に失点しまた点差が開いてしまったが、12分のパワープレーではFW山根主将のパスに反応したFW神山太一(人4)がフリーの状態からゴールし2点目を挙げた。しかし16分にも失点し、試合終了が近づいていく。終盤は試合に出場した4年生全員が氷上に立ち、FW髙秀、FW黒須誠眞(情4)とパックをつないで最後はFW山根主将がゴール。試合時間残り1分で一矢報い、試合終了となった。

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△FW髙橋寛(中央)のゴール後
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△FW山根主将(中央)のゴール後

インカレは2年連続の4位で終幕。今年も表彰台に上ることはできなかったが、最後まで死力を尽くした。今試合をもって4年生は引退。リーグ17連覇を誇る関西の絶対王者は、新チームでさらなる高みを目指す。【文/写真:島田采奈】

IMG_4215-200x133 【アイスホッケー】2年連続のインカレ4位
△試合後の集合写真

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