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関大スポーツ編集局(カンスポ)に入部してから2年間。本当にあっという間だった。気づいたら2度目の、最後のコラム。「自分のこと書くの苦手なんだよな、何を書こうかな」。すごく悩んで書く内容を決めた。私のコラムをどれだけの人が読んでくれるかは分からないし、もしかしたら誰も読まないかもしれない。私はみんなのようにかっこいい文章も、うまい言い回しもできないだろう。けど、もしこのコラムを読んでくれた人の考えの幅が少しでも広がるように、私がこれまで学んだこと、大事にしていることを2つ書こうと思う。

まず、どんなときも一番大事なことは『健康でいること』。
2022年4月、大学進学のために、地元の茨城県から大阪府へ。そして慣れない土地での一人暮らし生活がスタートした。私が当たった一番の壁は食生活。まず、料理が壊滅的にできなかった。最初に作ってみたのはカレー。おそらく食材が全部腐っていたのか、もしくは強火マックスで煮込んでいたのかもしれない。すごくまずくて1口目で食べるのをやめた。それに加えて忙しい毎日と溜まるストレス。元々、免疫もメンタルも強い方ではなかったのですぐに体調を崩すようになった。一番の原因は、栄養失調。とにかく、食生活が酷かったし、そのせいで疲れやすくて家に帰ったら食事を取らずに寝る。そんな生活を続けていると、顔面の色が黄色くなっていき、周りに言われるほど不健康な痩せ方をしていた。気づいたら生活に支障が出るほどヘモグロビンの数値が低下。生活を変えなければという気持ちで環境を変えて、料理をするようにした。そうしたら、ただのカレーだけでなく、ちゃんと美味しいトマトカレーまで作れるように。ご飯をしっかり食べるようにしたら、イライラすることも少なくなったし、顔色も良くなった。
こんな経験をした私だからこそ伝えたい。まずは、ご飯を食べることが大事。そして、もしイライラしてしまうことがあったらタンパク質が足りていないからお肉を食べるという気持ちになってほしい。どんなときも自分の健康が一番大事だから。カンスポのみんな、カップラーメンとかばかり食べていたらだめだよ!

次に、『見えない努力でも見てくれている人はいる』ということ。
カンスポの活動には、見えない努力がたくさん詰め込まれている。新聞1つ作るにしても、記事を1つ書き上げるにしても、1回の取材でも、ましてやシャッターを1回切る時でさえも。とにかくたくさん考えた努力で埋め尽くされている。それは一見分かりづらいし、そもそもカンスポという存在すら知られていないかもしれない。それでも、みんな努力する。常に誰かのためを思って。見えない小さな努力でも伝わる人はいるし見てくれる人はいる。もちろん、結果が全てだと言う人もいるし、私もそう思う1人。でも、昔から小さな努力を当たり前のように積み重ねられる人が好きだから。私も、見えないところでも努力する人になりたいし、気づきづらい努力を気づいてあげられる人になりたいと思う。

他にも、これまで生きてきてたくさんの人に出会って、色んな事を学んだ。色んな人がいるからこそ新しい発見があっておもしろいなと思う。カンスポを通してたくさんの人に出会えて幸せだし、願わくば、私も誰かにそう思われていたらうれしい。【滝口結月】

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△同期のみんな。一番笑顔なのでこれを載せます。
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△いつも優しく話しかけてくださった射撃部同期の皆さま。一緒に引退できたら良かったな。
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△ハンドボール部女子の皆さま。集合写真に混ぜてもらえてうれしかったです。これからも応援しています!
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△1部昇格が決まった時のボクシング部の集合写真。来年も応援行かせてください!

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