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◇第97回日本学生氷上競技選手権大会◇準決勝◇12月28日◇対中大◇テクノルアイスパーク八戸◇

[第1P]関大1―0中大
[第2P]関大0―5中大
[第3P]関大0―1中大
[試合終了]●関大1―6中大

2年連続となるベスト4入りを果たした関大は、勝利すれば表彰台が確定する準決勝に臨んだ。相手は昨年の準々決勝で下した中大。しかし今年は関東リーグ優勝校の東洋大を倒し、準決勝に進んできた強敵だ。

第1ピリオド(P)は開始早々自陣へ攻め込まれる。素早く動くパックに対応し切れず、ゴール右側が大きく空いたところを狙われたが、ここはFW神山太一(人4)がパックをはじき、事なきを得た。2分、自陣でのフェースオフからパスをつなぐと、FW山根早加主将(社4)がゴールまで近寄りシュートを放ったが阻まれる。7分にはFW相馬嵩士(しゅうと=社2)がパスカットからゴールを狙うも、得点とはならない。パワープレー(数的有利な状況)のチャンスも2度あったが、決定打は出なかった。

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△FW髙橋寛騎(法3)

最初にスコアが動いたのは第1P17分。相手が自陣へ攻め込んできたところからFW山根主将がパックを奪い、ロングパスを出す。これに反応したFW高橋柊伍(人2)が、ゴール裏から回り込みシュート。相手選手をかわしながら、華麗な先制弾を決めた。その後は得点が生まれず、1点リードで第1Pが終了。

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△FW髙橋柊のゴール後

リードを広げていきたい第2Pだったが、2分に同点に追いつかれると、その後も立て続けに失点。5分の間に4得点され、一気に突き放された。次第に守備の時間が長くなる中、攻撃の糸口をつかみに行く関大。13分にはFW橋本吉斗(きっと=文1)、14分にはFW相馬がゴール前まで迫ったが、得点とはならなかった。残り1分を切った頃にも1点を追加され、4点を追いかける状態となる。

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△FW相馬

第3Pは開始2分でこの日3度目のパワープレーに。パックを保持する時間は長かったが決定打が出ず、もどかしい時間が続く。7分には6点目を献上し、相手の勢いを止めることができなかった。試合終了間際にもパワープレーとなり、敵陣ゴール前でのフェースオフからFW山根主将とFW髙秀稜(社4)の連携でゴールを狙ったが、ゴールネットを揺らすことはできず。反撃できないまま、試合終了となった。

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△DF石井楓馬(文2)
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△DF加藤悠希(社1)

昨年の準決勝・東洋大戦と比べて点差は少なかったものの、全国のレベルの高さを突きつけられた試合だった。このメンバーで戦う試合は翌日の3位決定戦が最後。現チームの集大成を披露し、笑顔で大会を締めくくりたい。【文/写真:島田采奈】

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