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◇第97回日本学生氷上競技選手権大会◇2回戦◇12月26日◇対専大◇テクノルアイスパーク八戸◇

[第1P]関大2―0専大
[第2P]関大1―1専大
[第3P]関大2―0専大
[試合終了]〇関大5―1専大

一昨日の東大戦を18―0で快勝し、2回戦へ駒を進めたFW山根早加主将(社4)率いる関大アイスホッケー部。ベスト8入りを懸けて戦う2回戦では、昨年と同じく専大と対戦した。

FW神山太一(人4)のフェースオフで試合が開始すると、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。1分40秒ほどプレーが止まらず、目まぐるしく試合が展開される。先制点を手にしたのは関大。開始2分、FW山根主将が複数の相手選手を交わしながらゴールに近づくと、冷静にシュートを沈める。その3分後にもFW山根主将がゴールし、2点のリードを手にした。しかし10分、キルプレー(数的不利な状況)となる。相手にパックを保持される時間が長くなったが、ここはGK山北光稀(情2)をDF熊谷天智(情4)やDF久保埜凱晴(情1)がサポートし、無失点で切り抜けた。第1ピリオド(P)終盤にはこの日初めてパワープレー(数的有利な状況)となるも得点は生まれず、2点リードで第1Pを終える。

IMG_2842-200x133 【アイスホッケー】4点差で勝利しベスト8入り!
△GK山北
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△DF熊谷

第2Pは開始直後にキルプレーとなったが得点は許さず、その後は一進一退の攻防が続いた。5分にはFW高橋柊伍(人2)がFW黒須誠眞(情4)からのパスや、DF小嶌翔大(情4)のシュートのリバウンドからゴールを狙うが、追加点とはならない。そんな中、9分に失点。ゴールポスト右側が大きく空いていたところにシュートを浴び、1点差に詰め寄られてしまった。しかしその直後にDF久田晴貴(社3)とFW橋本吉斗(きっと=文1)のアシストでFW山根主将がゴール。再びリードを2点とした。12分には相手のペナルティーが重なり、30秒間5対3でのパワープレーとなったが決定打が出ず。終盤にも攻勢を強めた関大だったが、リードを広げることはできなかった。

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△DF久田
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△FW橋本(左)とFW山根主将

相手のこれまでのシュート数は、第1Pが3、第2Pが9。第1、2Pでシュート数がほぼ変わらなかった関大(16と15)とは対照的に、調子を上げてきている。予断を許さない状況の中、第3P最初の得点も関大から生まれた。9分、FW黒須がパックを長距離運んでシュート。このシュートは阻まれたものの、最後はFW髙秀稜(社4)が押し込み、4―1に。17分には自陣でのフェースオフからFW山根主将がパックを持ち出し、エンプティーゴールを決める。最後まで攻撃の手を緩めず、リードを広げた関大。残り時間2分を切ったところでキルプレーとなったが、徹底してクリアし得点させず。4点のリードを守り抜き、試合終了となった。

IMG_2694-200x133 【アイスホッケー】4点差で勝利しベスト8入り!
△FW髙秀

盤石の戦いぶりでベスト8入りを決めた関大。翌日の準々決勝では早大と相まみえる。昨年は6年ぶりに準々決勝・中大戦で勝利し、ベスト4入りを果たした。今年は表彰台を目指し、まずは目の前の一戦に照準を合わせる。【文/写真:島田采奈】

 

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