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◇第71回関西学生選手権大会(男子)2日目◇12月15日◇はびきのコロセアム

[男子67㌔級]
12位 田中 115㌔(65㌔・50㌔)
高橋 0㌔(58㌔・0㌔)

[男子73㌔級]
11位 植田 155㌔(70㌔・85㌔)
12位 福原 142㌔(60㌔・82㌔)

[男子81㌔級]
11位 金田 158㌔(76㌔・82㌔)

[男子89㌔級]
2位 下坂 267㌔(120㌔・147㌔)

関西学生選手権大会が2日目を迎えた。関大からは6名の選手が出場。下坂が89㌔級で2位に入賞するなど、おのおのが自身の記録を伸ばすべく奮闘した。

67㌔級には高橋竜輝(法1)と田中涼太(環都2)が出場した。1人目に登場したのは高橋。スナッチ1回目で58㌔を成功させると、2回目は3㌔増量した61㌔を申請した。一気に頭上に上げるも、立ち上がることができずに失敗。1㌔増やし連続試技に挑んだが、上げ切れず失敗のブザーが鳴ってしまう。スナッチ記録を58㌔とした。C&ジャークでは3連続試技となり、73㌔に苦戦する。1回目は肩まで持っていくも維持できずに失敗。続く2、3回目は、肩に乗せる前にバーベルを落としてしまう。C&ジャーク記録は0㌔、トータル結果は記録なしと、悔しい結果に終わった。

同階級2人目に出場したのは田中。スナッチ1回目は、苦しい表情を見せたが、なんとか上げ切る。5㌔増やした2回目も耐え切り成功するが、さらに5㌔増やした3回目はバーベルを後ろに落としてしまい失敗。スナッチ記録を65㌔とした。C&ジャーク1回目は50㌔を軽々上げたものの、以降は途中棄権しC&ジャーク記録は50㌔、トータル結果は115㌔と悔しい結果となる。

89㌔級には下坂尚也(法3)が出場した。スナッチ1回目で120㌔に挑戦するも、頭上に上げる前にバーベルを落とす。同重量で臨んだ2回目では、腕を伸ばし切った後も踏ん張る状態が続いた。だが、そこから立ち上がりなんとか成功。3回目は6㌔増量して挑んだが失敗し、スナッチ記録を120㌔とした。C&ジャークでは健闘し記録を伸ばす。1回目では145㌔のバーベルを落とすも、2回目では苦しみながら頭上で踏ん張り成功。2㌔増量し、「一番手応えがあった」と語る3回目に挑んだ。1、2回目よりも軽々上げることに成功。C&ジャーク記録を147㌔に伸ばし、トータル結果267㌔で、89㌔級2位で全試技を終えた。

224A0493-200x133 【重量挙】6選手が力を尽くし、下坂が89㌔級2位入賞!
△下坂

73㌔級には福原大翔(経2)と植田将矢(社1)が出場した。福原はスナッチ1回目に60㌔を一気に持ち上げるが、その勢いを止めることができず後ろにバーベルを落としてしまう。同重量で挑んだ2回目は、頭上に上げた後、少し不安定な状態になったが耐えた。5㌔増やした3回目はクリーンで失敗。スナッチ記録は60㌔となった。C&ジャーク1回目、勢いよく肩に乗せ、頭上に持ち上げ少しバランスを崩す。1人の審判が赤旗を上げるも、2人の審判は白旗を上げ成功させた。その後2、3回目では3㌔増やした85㌔に挑戦するも上げ切ることができない。C&ジャーク記録を82㌔、トータル結果を142㌔とした。

224A0764-200x133 【重量挙】6選手が力を尽くし、下坂が89㌔級2位入賞!
△福原

2人目には植田が登場。スナッチ1回目には70㌔を成功させることができず。同重量で2回目に臨んだ。苦しい表情で頭上に持ち上げ、ゆっくり立ち上がり成功する。スナッチ記録は70㌔。C&ジャーク1回目は、85㌔に挑戦した。肩に乗せるも、ジャークに持ち込めないまま失敗のブザーが鳴る。2回目は同重量を、1回目よりもスムーズに肩に乗せ、すぐに腕を伸ばし上げ切った。3回目は90㌔を申請したが、肩から頭上に上げる瞬間にバーベルを落とし失敗。C&ジャーク記録は85㌔、トータル結果は155㌔となった。

224A0786-200x133 【重量挙】6選手が力を尽くし、下坂が89㌔級2位入賞!
△植田

関大から最後の出場となったのは金田拓樹(社1)。力む表情も伺えたものの、スナッチ1回目は68㌔、2回目は72㌔を、なんとか成功させる。4㌔増量した3回目は頭上に上げた後、時間をかけ立ち上がった。スナッチ記録を76㌔とする。78㌔を申請したC&ジャーク1回目は軽々成功させ、2回目は4㌔増量し挑んだ。ここも安定した様子で上げ切り、残るは3回目の91㌔。肩に乗せることはできたものの、頭上に上げると一気にバランスを崩し失敗してしまう。C&ジャーク記録は82㌔に、トータル結果は158㌔で全試技が終了。

224A0864-200x133 【重量挙】6選手が力を尽くし、下坂が89㌔級2位入賞!
△金田

途中棄権や記録なしなど、悔しさが残る結果もあったが、下坂が89㌔級で2位を取り、表彰台に上がった。思うようにいかなかった部分と向き合い、さらに記録を更新したい。【文:吉野日菜多/写真:水井陽菜】

▼下坂
「(今日の試合に向けて取り組んだこと)マイコプラズマ肺炎に感染して、体重が4㌔くらい減っていたので、それを戻すことを意識していました。ですが結局戻らず、調子が悪かったという感じです。(今日の試合を振り返って)最低限2位を取れて良かったとは思うんですけど、もっと1位争いをしたかった。(一番手応えのあった試技)C&ジャークの3回目。1回目の重量より軽く上げることができたので良かったと思います。(来年への意気込み)来年もまた89㌔級で全国大会優勝を目指しているので、これからもっと体重を増やして練習をいっぱいして、優勝したいです」

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